「input」が目的になっていませんか?
こんにちは、インストラクターのコンです。
先日、新語・流行語大賞が発表になりましたね。
この言葉を聞くと、年末がきたな・・・と感じますよね。
ちなみに今年のノミネートはこちら。
「PPAP」(ペンパイナッポーアッポーペン)は最近よく聞きますね。ご存知ですか?
では去年2015年のノミネートって覚えていますか?
それがこちらです。
「あー、聞いたことある」とか「そういえばそんな言葉あったよね」なんて声が聞こえてきそうですが、正直懐かしささえ感じてしまいますよね。これらの言葉も流行当時は雑誌やテレビで盛んに取り上げられていましたが、月日が流れると共に忘却の彼方へ追いやられてしまいますよね。
最近のもの、よく耳にしたもの、自分でも繰り返し使ったものは覚えていることが多いように感じます。
しかしそれ以外は・・・人間の記憶というものは、ほんと一時的なものだなと再認識します。
「人間は忘れる生きもの」
パソコン教室のブログなので、人間の記憶について真面目に教育・学習に置き換えて考えてみます。
教室で講座を受講することを「input」、学習によって得たものを形にすることを「output」と呼んでみます。
すべての人に言えることですが「input」した内容を100%覚えていられるなんてことはありません。だって人間は忘れる生きものだから。
それを前提として、どうしたら「input」したことが定着するのか考えなければいけません。
「わかるとできる」では「input」と「output」の繰り返しが重要だと考えています。
受講後の確認テストや課題作成を充実させていますので、自然と「input」と「output」の繰り返しとなるよう授業を組み立てています。
それでも忘れてしまう・・・という方がいることは確かです。
なぜだろう・・・私なりに考えてみました。
そういった人は「input」する目的が明確になっていない場合が多いように感じます。
この機能は何のために学習するのだろう?
この内容はいつか私に必要になるのかな?
目的がわからないまま、ただただ「input」することだけを目的にしていませんか?
「なんのために」「どうして」という疑問を解決することはすごく大切だと思います。解決しないときはインストラクターに聞いてくださいね。私たちインストラクターはその答えを持っていますから。
目的意識を持った「input」、そして目的を達成するための「output」を繰り返して人間の記憶に挑戦していきましょう。
長文をお読みいただき、誠にありがとうございました。
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