【初心者必見!】ExcelのSUMIFS関数で複数条件に基づくデータ集計をマスターしよう!
こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です、
今回は、Excelで複数の条件を指定してデータを合計できるSUMIFS関数について詳しく解説します。
SUMIFS関数は、売上データや顧客情報などの集計において、特定の条件を組み合わせてデータを集計する際にとても便利な関数です。
この記事では、SUMIFS関数の基本から応用まで、ビジネスでの活用方法やMOS資格試験にも役立つ知識をたっぷりお届けします!
SUMIFS関数の基本
SUMIFS関数は、複数の条件に合致するデータのみを合計するための関数です。複数条件を指定することで、範囲を絞り込んだ合計が簡単に求められます。
SUMIFS関数の構文
- 合計範囲:合計対象となるセル範囲です。
- 条件範囲1, 条件範囲2…:条件を調べる対象範囲です。複数の条件範囲を指定できます。
- 条件1, 条件2…:各条件範囲に設定する条件です。
SUMIFS関数の基本的な使い方
次の表を使って、SUMIFS関数で「特定の条件に合うデータの合計」を計算する方法を見ていきましょう。
たとえば、「果物」カテゴリーの売上額の合計を求めたい場合、次のように設定します。
- 合計範囲:売上額列(
C2:C6
) - 条件範囲1:カテゴリー列(
B2:B6
) - 条件1:「果物」
この数式は、「果物」カテゴリーの売上額を合計します。果物の売上は120、80、200の3件が該当し、合計は 400 です。
SUMIFS関数の応用テクニック
SUMIFS関数は、複数の条件を組み合わせて細かい条件指定ができます。数値条件や日付条件を含む集計も可能です。ここでは、いくつかの応用例を見ていきましょう。
例1:特定カテゴリーで売上額が100以上のデータを合計する
次の表を使って、果物カテゴリーのうち売上額が100以上のデータを合計する方法です。
- 合計範囲:売上額列(
C2:C6
) - 条件範囲1:カテゴリー列(
B2:B6
) - 条件1:「果物」
- 条件範囲2:売上額列(
C2:C6
) - 条件2:「>=100」
この数式では、「果物」カテゴリーで売上額が100以上のデータを合計します。該当する売上額は120と200の2件で、合計は 320 です。
SUMIFS関数とSUMIF関数の違い
SUMIFS関数とSUMIF関数はどちらも合計を出すための関数ですが、違いがあります。SUMIFS関数は複数の条件を指定できるのに対し、SUMIF関数は1つの条件しか指定できません。SUMIF関数で2つ以上の条件を扱おうとすると複雑な数式が必要になりますが、SUMIFS関数なら簡単に複数条件を指定できるため、データ集計がとても楽になります。
たとえば、特定の商品と特定の地域に絞って売上を合計する場合、SUMIF関数では実現が難しいですが、SUMIFS関数ならスムーズに集計が可能です。
ビジネスシーンでのSUMIFS関数の活用例
SUMIFS関数は、売上データの集計や成績管理など、複数の条件を使ったデータ分析に役立ちます。ここでは、実際の業務での活用例を紹介します。
例2:担当者ごとの売上を特定の地域と金額条件で合計する
次の表を使って、「営業担当者が東京での売上で500以上のデータだけを合計する」例を見ていきましょう。
この表で、担当者が「佐藤」で「東京」地域、かつ売上額が500以上の合計を求めます。
- 合計範囲:売上額列(
C2:C6
) - 条件範囲1:担当者列(
A2:A6
) - 条件1:「佐藤」
- 条件範囲2:地域列(
B2:B6
) - 条件2:「東京」
- 条件範囲3:売上額列(
C2:C6
) - 条件3:「>=500」
この数式では、「佐藤」さんが「東京」で担当した売上のうち500以上のものを合計します。該当する売上は600、500、700の3件で、合計は 1800 です。地域や売上額の条件を組み合わせることで、詳細な集計が可能になります。
SUMIFS関数の注意点とよくあるミス
SUMIFS関数を使う際に気を付けるべきポイントもいくつかあります。ここでは、SUMIFS関数を使用する際に注意したいポイントと、よくあるミスについて説明します。
1. 条件範囲と合計範囲の長さを合わせる
SUMIFS関数では、条件範囲と合計範囲のセル数が一致している必要があります。たとえば、合計範囲が「C2」である場合、条件範囲も「A2」のように、同じセル数を指定しなければエラーが発生することがあります。
2. 条件の書き方に注意
数値条件の場合は「>=100」のように記述しますが、文字列条件の場合はダブルクォーテーションで囲む必要があります。たとえば、「商品A」を条件にする場合、「”商品A”」と指定しなければならないため、正しい書き方に注意しましょう。
3. 特定のセルを参照する場合
条件に特定のセルを使いたい場合、直接数値や文字列を指定する代わりに、セル参照を使うと便利です。例えば、「>=100」という条件をセルB1に入力しておき、「=SUMIFS(C2, A2, B1)」のように数式で参照すると、条件が変更されたときに自動で計算結果が変わります。
MOS資格試験でのSUMIFS関数
Excelのスキルを証明するMOS(Microsoft Office Specialist)資格試験でも、SUMIFS関数は試験範囲に含まれており、複数条件でのデータ集計が求められることが多いです。試験での条件付き集計問題に対応するため、SUMIFS関数の使い方をしっかり理解しておくことが大切です。
MOS試験でSUMIFS関数が役立つ理由
- 複数条件に対応できる:試験問題では、複数の条件を設定してデータを集計する問題が出題されるため、SUMIFS関数を使いこなすことで効率的に解答できます。
- 実務での応用力が高い:試験対策としてSUMIFS関数を学ぶことで、業務でのデータ分析やレポート作成にも自信を持って活用できるようになります。
SUMIFS関数を学ぶことで、試験対策だけでなく、職場での集計やレポート作成もスムーズに行えるようになります。
SUMIFS関数を学んだ生徒さんの声
パソコン教室でSUMIFS関数を学んだ生徒さんたちからは、「集計がスピーディーになった」と大好評です。以下は受講生の感想です。
- Aさん(営業職):「条件ごとに売上を集計する業務が多いので、SUMIFS関数で効率的にデータを集計できるようになり、作業がとても楽になりました。」
- Bさん(経理職):「細かい条件でデータを絞り込んで合計できるので、毎月のレポート作成が格段にスピードアップしました。」
- Cさん(管理職):「業務でのデータ分析に使っています。チームごとに集計をまとめる際にも簡単に数値が出せてとても便利です!」
パソコン教室で学ぶSUMIFS関数のメリット
SUMIFS関数は、条件設定が複雑になりやすいため、独学では理解しづらい部分もありますが、パソコン教室で学べば確実に習得できます。
1. 実務に役立つ応用スキルが学べる
パソコン教室では、売上分析や予算管理といった具体的な業務を想定した演習を通じて、SUMIFS関数の使い方を学べます。教室では「特定の月ごと」「部門ごと」など、実際の職場で必要とされる集計スキルが身につくため、職場でもすぐに応用可能です。
2. わからないことをその場で質問できる
独学では、条件の設定方法や関数の組み合わせ方に悩むこともありますが、教室ならわからない部分をすぐに質問できるため、効率的に学習を進められます。講師のアドバイスを受けることで、効率よく学びを深められます。
3. MOS資格試験対策も充実
教室では、MOS資格試験に向けたカリキュラムも提供されており、SUMIFS関数の基礎から試験対策に必要なスキルまで、体系的に学べます。資格取得によって、Excelスキルの証明ができ、キャリアアップにも有利です。
まとめ
SUMIFS関数は、Excelで複数の条件を設定してデータを合計するための便利な関数で、業務のデータ分析や集計に欠かせないスキルです。部門別や月別、カテゴリー別などさまざまな条件に基づくデータを簡単に集計でき、ビジネスシーンでの活用範囲が広がります。また、MOS資格試験でも重要な項目として出題されるため、スキルアップやキャリアアップを目指す方にとっても学ぶ価値がある関数です。
パソコン教室わかるとできる高島平校では、初心者でもSUMIFS関数を実務で活かせるよう、わかりやすく学べるカリキュラムを提供しています。Excelを活用して業務効率を高め、スキルを磨いていきましょう!
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