【ExcelのOR関数入門】初心者でもわかる条件分岐の使い方ガイド【MOS資格対策】
ExcelのOR関数を使って複数条件を効率的にチェックする方法
こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です。
今日は、ExcelのOR関数について、初心者向けにわかりやすく解説しますね。
Excelを使っていて、複数の条件をチェックする場面に出くわしたことはありませんか?例えば、「2つの条件のうち、どちらか1つでも当てはまったらOKにしたい」なんて時に役立つのがOR関数なんです。
IF関数やAND関数を使っている方も多いかと思いますが、OR関数を組み合わせると、さらに便利な操作ができるようになりますよ!
1. OR関数って何?
まず、OR関数がどんなものか、簡単に説明します。OR関数は、指定した複数の条件のうち、1つでも「真(True)」であれば「TRUE」を返す関数です。もしすべての条件が「偽(False)」だった場合は「FALSE」を返します。
OR関数の基本の形
- 条件1、条件2…:ここにはチェックしたい条件を入力します。1つでも条件が満たされていれば「TRUE」を返し、すべての条件が満たされていないと「FALSE」を返します。
例えば、「数学か英語のどちらかが60点以上なら合格」といった状況に使えますよ。
2. OR関数を使ってみよう
それでは、実際にOR関数を使った具体例を見てみましょう。例えば、A列に「数学の点数」、B列に「英語の点数」が入力されているとします。この2つの科目のうちどちらかが60点以上なら合格、そうでなければ不合格としたい場合にOR関数が便利です。
この式の意味:
- A2>=60:数学の点数が60点以上かどうかを確認します。
- B2>=60:英語の点数も60点以上かどうかをチェックします。
このOR関数は、どちらか1つの科目が60点以上なら「TRUE」、どちらも60点未満の場合は「FALSE」を返します。これだけで複数条件を簡単に判断できるんですよ!
3. IF関数と組み合わせてみよう
OR関数をそのまま使うと「TRUE」や「FALSE」といった結果が返されるだけなので、もっとわかりやすく「合格」や「不合格」と表示させたいですよね。そんな時には、IF関数と組み合わせてみましょう。たとえば、次のように使います。
この式の意味:
- OR(A2>=60, B2>=60):どちらか1つの科目が60点以上なら「TRUE」と返します。
- “合格”:条件が「TRUE」の場合に「合格」と表示します。
- “不合格”:条件が「FALSE」の場合に「不合格」と表示します。
これで、数学か英語のどちらか1つでも60点以上なら「合格」、どちらも60点未満なら「不合格」と表示されますね。IF関数とOR関数を組み合わせることで、さらに使いやすくなりますよ!
4. 仕事でOR関数を使う場面
次に、仕事でOR関数を使えるシチュエーションをいくつか紹介しますね。
例1:売上目標の達成条件をチェックする
例えば、営業チームの売上目標を確認する場面を考えてみましょう。「売上が100,000円以上か、もしくは販売個数が50個以上であれば目標達成」としたい場合、OR関数が役立ちます。
この式では、B列に売上金額、C列に販売個数が入力されています。どちらか1つでも条件を満たしていれば目標達成と判断できるので、効率的にデータを確認できますよ。
例2:勤務時間や出勤日数でボーナス支給を判断
人事管理でもOR関数を活用できます。たとえば、「勤務時間が160時間以上か、出勤日数が20日以上ならボーナスを支給」といったルールでボーナスを決定する場合に使えます。
これで、条件のどちらかを満たしている従業員を見つけられるので、ボーナス支給の判定がスムーズになりますね。
例3:プロジェクトの進捗状況を確認する
プロジェクト管理でもOR関数は役立ちます。例えば、進捗率が50%以上か、予算が残っていれば、プロジェクトが順調に進んでいると判断する場合、次のように使います。
このようにして、進捗率や予算のどちらかが条件を満たしていれば、「プロジェクトは順調」と判断できますね。
5. パソコン教室でOR関数を学ぶメリット
Excelのスキルをさらに高めたいと思っている方には、パソコン教室でしっかり学ぶのも良い方法です。プロの講師から直接教わることで、短期間で効率よくスキルを身につけることができますよ。
教室で学ぶメリット
1. 基礎から応用までサポート
パソコン教室では、Excelの基本操作から関数の応用までしっかりサポートしてもらえます。独学でつまずきやすい部分もしっかり教えてもらえるので、初心者でも安心して学べます。
2. すぐに質問できる
独学だと、わからないことが出てきたときにすぐに解決できないこともありますが、教室ならその場で質問できるので、効率よく学習を進められます。
3. 実務で使えるスキルを身につけられる
教室でOR関数をはじめとする便利な関数を学ぶことで、実務にすぐ役立つスキルが身につきます。Excelの操作に自信がつき、仕事の効率も大幅にアップするはずです。
6. 実際にOR関数を使った人の体験談
Aさんの体験談(営業職)
Aさんは、毎月の売上目標をチェックするのに時間がかかっていましたが、OR関数を使うことで「売上金額か販売個数のどちらかを満たしていれば目標達成」という判断が一瞬でできるようになりました。「今では、月末の確認作業がぐっと楽になりました!」と喜んでいます。
Bさんの体験談(人事担当)
Bさんは、従業員の勤務時間と出勤日数を確認してボーナス支給を判断していましたが、OR関数を使うことで手作業が減り、効率的に条件を確認できるようになったそうです。「手作業でのチェックが減って、作業ミスも少なくなりました!」と満足しています。
Cさんの体験談(プロジェクトマネージャー)
Cさんは、プロジェクトの進捗管理でOR関数を活用しています。進捗率と予算を同時に確認し、どちらかが順調なら「プロジェクトは問題なし」と判断できるので、管理がスムーズに進むようになりました。「プロジェクトの状態をすぐに把握できるようになって助かっています」と語っています。
7. まとめ
ExcelのOR関数は、複数の条件のうち1つでも満たしていればOKという場面で非常に役立つ関数です。仕事の中でも、売上目標のチェックや勤務時間の管理、プロジェクトの進捗確認など、いろんな場面で活用できます。ぜひ、OR関数を使いこなして、日々の業務を効率よく進めてください!
また、Excelのスキルをさらに高めたい方は、パソコン教室で学ぶことをおすすめします。教室では、実務で使える具体的なスキルを効率よく身につけることができ、仕事がぐっと楽になること間違いなしです!
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