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【初心者必見】ExcelのSWITCH関数を使いこなそう!条件分岐を簡単にする便利な使い方【MOS資格対策】

ExcelのSWITCH関数で効率的にデータを処理する方法

こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です。

今回は、Excelで複数の条件を効率的に処理できるSWITCH関数について解説します。SWITCH関数は、特定の値に基づいて結果を返す便利な関数で、条件分岐の多いデータをまとめて管理したいときに役立ちます。

IF関数と似た使い方ですが、SWITCH関数を使うと複数の条件をシンプルに設定できるため、コードが見やすくなりミスも減ります。

ここでは、SWITCH関数の基本的な使い方からビジネスでの応用例までを、わかりやすく説明していきます。

 

SWITCH関数の基本

SWITCH関数は、指定した値に応じて対応する結果を返す関数です。例えば、数字や文字列に基づいて異なる結果を表示する際に役立ちます。

SWITCH関数の構文

=SWITCH(式, 値1, 結果1, [値2, 結果2, …], [既定値])
  • :評価する値やセルを指定します。
  • 値1, 値2…:条件を満たす場合の値です。
  • 結果1, 結果2…:条件に一致する場合に返される結果です。
  • 既定値(オプション):指定した値に一致しない場合に返される結果です。

 

SWITCH関数の基本的な使い方

次の表を例に、SWITCH関数を使って各成績に対応する評価を表示する方法を見ていきましょう。

この表で、成績が「A」の場合は「優秀」、「B」は「良好」、「C」は「普通」、「D」は「要改善」と評価を付けたい場合、次のように設定します。

  • :セル B2 の成績
  • 条件1"A"
  • 結果1:「優秀」
  • 条件2"B"
  • 結果2:「良好」
  • 条件3"C"
  • 結果3:「普通」
  • 条件4"D"
  • 結果4:「要改善」
  • 既定値:「未評価」(評価がない場合の表示)

セル C2 に以下の数式を入力します。

=SWITCH(B2, "A", "優秀", "B", "良好", "C", "普通", "D", "要改善", "未評価")

この数式は、成績の内容に応じて対応する評価を返します。セル C2 には「優秀」が表示され、他のセルにも同様に設定を適用することで、成績ごとに対応する評価が自動的に表示されます。

 

 

SWITCH関数の応用テクニック

SWITCH関数は、数値や文字列に基づいて異なる出力を設定できるので、データのカテゴリ分けや複雑な条件分岐の簡略化に役立ちます。いくつかの応用例を紹介します。

例1:曜日に応じて勤務シフトを割り当てる

次の表を使って、曜日に応じたシフト名を表示する例を見ていきましょう。

たとえば、「月曜」〜「金曜」の曜日に応じて、次のようなシフト名を割り当てるとします。

  • 月曜:「早番」
  • 火曜:「中番」
  • 水曜:「遅番」
  • 木曜:「中番」
  • 金曜:「早番」

セル B2 に以下の数式を入力します。

=SWITCH(A2, "月曜", "早番", "火曜", "中番", "水曜", "遅番", "木曜", "中番", "金曜", "早番", "未設定")

この数式により、各曜日に対応するシフト名が自動的に表示されます。例えば、「月曜」は「早番」、「火曜」は「中番」といったように割り当てられ、未設定の場合は「未設定」が表示されます。

 

SWITCH関数の注意点とよくあるミス

SWITCH関数を使用する際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 既定値を設定しておく
    SWITCH関数は、指定した条件に一致する値がない場合エラーを返すため、最後に既定値を設定しておくと便利です。既定値を設定しない場合、条件に該当しないデータはエラー表示(#N/A)になります。
  2. 条件と結果のペアが正しいか確認する
    SWITCH関数は条件と結果をペアで設定する必要があります。条件と結果が正しく対応しているか確認しながら設定しましょう。
  3. 多くの条件がある場合はIF関数と比較して使い分ける
    条件が2〜3個の場合はIF関数の方がわかりやすい場合がありますが、条件が多い場合はSWITCH関数を使う方がすっきりとまとまります。

 

ビジネスシーンでのSWITCH関数の活用例

SWITCH関数は、商品カテゴリや等級ごとのランク付け、部署ごとの管理など、ビジネスシーンでのデータ管理に幅広く役立ちます。ここでは、業務での活用例を紹介します。

例2:部門ごとの予算管理

次の表を使って、部門に応じた予算区分を表示する例を見ていきましょう。

部門に応じて予算区分を次のように設定します。

  • 営業:「高予算」
  • 経理:「中予算」
  • 総務:「低予算」
  • 人事:「中予算」
  • 開発:「高予算」

セル B2 に以下の数式を入力します。

=SWITCH(A2, "営業", "高予算", "経理", "中予算", "総務", "低予算", "人事", "中予算", "開発", "高予算", "未設定")

この数式は、部門ごとに適切な予算区分を自動で表示します。例えば、「営業」部門には「高予算」、「経理」部門には「中予算」が表示されます。

 

パソコン教室でSWITCH関数を学ぶメリット

さて、ここまでSWITCH関数の便利さを紹介してきましたが、こういったExcelの関数を効率的に学ぶには、パソコン教室に通うこともおすすめです。私自身も最初は独学でExcelを使い始めたのですが、パソコン教室でしっかり学んだことで、仕事がぐっと楽になりました。

パソコン教室で学ぶメリット

1. 基礎から応用まで学べる

パソコン教室では、Excelの基本的な操作から、こうした関数の応用まで幅広く学べます。独学だと見逃しがちな小技や効率的な操作方法も、講師が丁寧に教えてくれるので、しっかりと身に付けることができます。

2. 疑問をその場で解決できる

わからないことが出てきた時、すぐに質問して解決できるのが教室の大きなメリットです。Excelの関数や操作に関する疑問があっても、その場で教えてもらえるので、効率よくスキルアップできます。

3. 実務に役立つスキルが身につく

SWITCH関数などの関数は、実際の業務でも多く使われる場面があります。教室で学んだことを実際の仕事で活かすことで、業務効率を大幅に向上させることができるでしょう。

 

実際に学んだ人の体験談

Aさんの体験談(営業職)

Aさんは、業務で大量のデータ処理が必要な場面があり、Excelを効率的に使いたいと考えていました。パソコン教室でSWITCH関数や他の基本的な関数を学び、日々のデータ入力や条件分岐がぐっと楽になったそうです。「毎日手作業で判定していたデータ処理が、今では自動化できて、時間が大幅に短縮されました」と話しています。

Bさんの体験談(事務職)

Bさんは、事務業務で日々多くの資料作成を行っており、条件に応じたデータ処理に時間がかかっていました。教室でSWITCH関数を学んだことで、複雑な条件分岐も簡単に処理できるようになったとのこと。「IF関数をネストして使っていたのが、SWITCH関数に置き換えることでシンプルになり、作業がスムーズになりました」と喜んでいます。

Cさんの体験談(経理担当)

Cさんは、毎月の支払いデータの管理をしていましたが、条件ごとの処理に手間取っていました。パソコン教室でSWITCH関数を学んだことで、処理の効率が飛躍的に向上。「以前は処理に時間がかかっていましたが、SWITCH関数を使うことでデータの分類が簡単になり、業務が非常に効率化されました」と語っています。

 

6. まとめ

SWITCH関数は、複数の条件に基づいて異なる結果を返す際に非常に役立つ関数です。特に、複数のIF関数をネストする必要がある場合、SWITCH関数を使うことで、よりシンプルでわかりやすい式を作成できます。業務の効率化やデータの処理に大いに役立つので、ぜひ活用してみてください。

また、Excelをもっと効率よく学びたい方は、パソコン教室で学ぶことも検討してみてください。専門家のサポートを受けながら実践的なスキルを身に付ければ、Excelの作業がぐっと楽になりますよ!

 

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