IT技術者を目指す学生を応援する企業やイベントがたくさんある

静岡市葵区パソコン教室「わかるとできる　すみや流通どおり校」ブログです。

産業革命以来の革命といわれるIT革命の世のなかですが、それらを扱うエンジニアやプログラマなどが不足しているという問題があります。

企業側も優秀で知識とスキルのある人を必要としているので様々な企業がそういった技術者を目指す学生を応援するイベントなどをたくさん開いています。

今回は筆者が現在参加している三井物産主催のセキュリティコンテストについて少し話をしたいと思います。

高等専門学校ないしは専門学校に通う生徒を対象に行われています。

内容は

1チーム4名以内として課題に取り組む。
参加者に、課題となる攻撃をうけたWebサイトのシステム（Linux VM）と、改ざんされる前に取得しておいたWebアプリケーションのソースコードのバックアップ(PHP)を配布。
このサイトがどの様な攻撃を受けたか、影響範囲はどのくらいかを調査し、企業に対する調査結果のレポートを作成するというものです。

一般の方は何を言っているのだ？？？という方がほとんどだと思いますが技術者を目指す学生や社会人の方はわかる人もいると思います。

WAFについての知識が必要でかなり難しいものですがこういったものをなんとかするのが技術者の仕事です。

最優秀賞(1チーム)	・Burp Suite Professional １年間ライセンス（人数分）・協賛企業による賞品
第2位(1チーム)	・セキュリティ関連書籍詰め合わせ・協賛企業による賞品
第3位(1チーム)	・協賛企業による賞品
最終審査会参加チーム	・MBSD Cybersecurity Challengesオリジナルグッズ

高度なことをやっている分入賞するとかなりお得な商品をいただくことができます。

こういったイベントなどは毎年たくさんの企業が行っています。表彰式や競技場が他県の場合や使用ソフトのライセンスなどの費用もほとんどが全額企業がだしてくれているところが多いです。

そういったところからも若い技術者を企業が必要としていることがうかがえます。

今、若い技術者という言葉をあえて使いました。理由は人間は35歳を過ぎると思考能力が低下すると言われています。とくにプログラミング能力が一気に下がるのでエンジニアやプログラマの人生は35歳までといわれるほどです。

若い方の思考能力がとても大切な職業であり、多くの技術者が必要とされています。是非興味のある人や経験のある人は参加してみてください。