IT教育技術の発達に伴う国の教育について

2019-08-16
その他

静岡市葵区パソコン教室「わかるとできる　すみや流通どおり校」ブログです。

IT技術の発達に伴う国の教育について

現在IT技術の発達に反してIT人材がとても枯渇しています。
エンジニアやプログラマはとても少なくまた頭を使う職業なのでエンジニア人生の寿命は35歳とも言われています。需要に対して供給のバランスが保たれていないのが実情です。

このような状況に対して国は小学生のプログラミング教育を始めようと何年か前から進めているようです。プログラミング教育をすることによりプログラミングに関しての知見を広げるとともに興味を持たせることはとても重要なことだと思います。

しかし、日本の英語の教育などを見てもそうですが義務化したところで出来る人と出来ない人との差ができてしまうのが難点でもあるように感じます。そこには生徒のやる気はもちろんですが、教える教職者の少なさにも比例する部分があります。現在情報の先生はとても少なく数学の先生や理科の先生が講習などを受けただけで教えているところも少なくありません。情報の先生の教免をとったからと言って就職が容易とも限らず現在は２つ以上の教免を持っていて就職するのが一般的です。

また、小学校のプログラミング教育だけでなく中学や高校などでの情報の授業で情報処理に関する勉強をもう少し掘り下げて行うことも進めていくべきことだと思います。

中学、高校にもなればある程度のことを理解できるようになると思うのでセキュリティに関する一般常識の幅を広げたり、また教育だからといって綺麗なところばかりを教えるのではなくブラックハッカーなどの後ろ向きな面も含めて教育に盛り込むことにより、より深くの知識と横に幅のあるITの世界を知ってもらうことも重要だと私は思います。

日本はかなり世界的に見てITの進歩が遅れています。東京と地方と比べても１年遅れて技術がやってくるようなレベルです。優秀な人材は海外に出て行ってしまいます。

日本の技術力を上げることと人材を増やすこと。それが今の日本に重要なことであり、それに準じた教育が必要だと思います。