Wifiの電波が届きにくい時は…
静岡市葵区パソコン教室「わかるとできる すみや流通どおり校」ブログです。
Wifiの電波が届きにくい時の原因のひとつとしては、Wifiルーター機器が対応している通信規格が合っていないことが挙げられます。
Wifiルーターの購入時にパッケージをよく見ると、「11ac 3×3」などと表記があります。この「11ac」は通信規格の事で、この通信規格は家庭家電やパソコン、スマホなどが「11ac」を搭載しているとWifiルーターもそれに対応していないといけません。
Wifiルーターが「11ac」対応のものであれば、それ以前の通信規格「11b」・「11g」・「11a」・「11n」などには対応しています。
「3×3」とは？
これはアンテナの数を表しています。
送信・受信それぞれ3本のアンテナを使って送受信できることになるのでアンテナの数が多ければそれだけ複数の端末を多く同時通信が可能だと思っていただければいいかと思います。
上記写真には「5Ghz 1300Mbps」「2.4Ghz 600Mbps」とあります。
5Ghz・2.4Ghz(5ギガヘルツ・2.4ギガヘルツ)は通信帯域の事で続く数字「1300Mbps（1300メガビーピーエス）」はそれぞれの帯域の通信速度になります。この通信速度の数字が大きければそれだけ早いということになります。
2.4GHz、5GHzではそれぞれ長所や短所があり、環境に応じてご利用の帯域を選択した方が良い場合もあります。
【5Ghz】
壁や床などの障害物に弱い
近い範囲では非常に繋がりやすく安定 していて高速通信が可能
【2.4Ghz】
ゲーム機や電子レンジなど色々な製品で使用されている無線帯域なので混雑して不安定。壁や床などの障害物に強く、電波が遠くまで届きやすい。
5Ghz、2.4Ghzの両方を設定しておいて、通信状況に合わせて切り替えできるようにしておくといいかもしれませんね。
対応しているかどうかまで確認する必要はありませんが、新しいWifi対応の機器を購入されたり、Wifiルーターが古くなってきたら買替を検討しましょう。
一番簡単な目安は、パッケージにある下の表記
このようにパッケージに記載されている場合が多いです。
参考になりますので、購入の際にはチェックしてみてください。
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