パソコンを購入時のスペック表の見方

2022-10-18
その他

富士市・富士宮市でパソコン・スマホを習うなら　パソコン教室すみや富士校へ！

こんにちは、パソコン教室すみや富士校です。

みなさんはパソコンを購入するときに、家電屋さんのパソコンコーナーで迷ったことはありませんか？
私はあります。CPUやメモリ、ディスクドライバーが付属しているのかいないのか・・。
なにそれ？？という言葉ばかりで、店員さんに聞いても専門用語だらけでよくわからない。そんな経験があります。

パソコン買い換えの際に、パソコンの近くやパンフレットなどにパソコンのスペック表がおかれています。
ここを意識してみると、パソコンが購入しやすくなるかもしれません。

CPU
CPUは、人間の頭脳のような役割を果たす重要なパーツです。
マウスやキーボードで入力した情報を受け取り、他の部分へ反映させる命令を出すなどパソコンを制御・管理しているパーツになります。
CPUの性能が低いと、命令を処理するのに時間がかかってしまい、命令の反映も遅くなってしまいます。

CPUのメーカーは「Intel」と「AMD」の2社が世界シェアのほとんどを占めています。
Intelの一般向けCPUシリーズは上位モデルから
Core i9
Core i7
Core i5
Core i3
Pentium
Celeron
を展開しています。
IntelはCMで「インテル入ってる」というキャッチコピーが流れていましたね。
聞き覚えのある方も多いメーカーではないでしょうか。

AMDのCPUでは、上位モデルから
Ryzen 9
Ryzen 7
Ryzen 5
Ryzen 3
を展開しています。

スペック表のCPU欄に「動作周波数」と書かれていてGHzで表示されている数字があります。
これは、１秒間にCPUが処理をできる回数を表しています。この数字が大きいほど作業が速くなります。
同じCPUが色々ありすぎてわからないときは、動作周波数を見てみるといいですね。

パソコンを文書作成・表計算・インターネット閲覧などで使用する場合は、Corei3　や　Ryzen3を。
オンラインゲームや写真編集・動画編集などで利用する場合は、Corei5　や　Ryzen5を。

CADや3D編集や4K動画編集に使う場合は、Corei7　や　Ryzen7を選ぶといいでしょう。

メモリ
メモリは、パソコンの作業場所を表しています。
メモリの数が多いほど、作業場所が広くて作業がはかどります。
PCでいうと、音楽を流しながらメールのチェックをして、Wordで文書を作りつつネット検索で必要な資料を調べる。
というように、複数の作業を一度にしやすいかどうかです。
メモリが少ないと処理が追い付かないので、パソコンの動作が遅くなったりフリーズの原因になります。
こちらの数字が大きいか、あとから増設が可能なのかをチェックするといいでしょう。

ハードディスク
ハードディスクは、記憶装置です。
デジタル化されたデータをハードディスクの中にいれて保存をします。
ハードディスクの数字が大きいほど、様々なデータを保存することがあります。
スペック表では、HDDと表記されています。
そのほかには、SSDと呼ばれる記憶装置もあります。
SSDはHDDより、データの読み書きが高速で、高寿命、物理的な衝撃に強い、動作音が静かというメリットがあります。その反面、
SSDは近年開発された製品なのでHDDに比べると容量が少ない傾向にあります。
HDDは円盤を回転させて磁気ヘッドで書き込みや読み込みを行っています。回転しているときに外から大きな衝撃が加わってしまうとHDDの破損に繋がります。SSDは回転する動きがないので、HDDより故障しづらいと言われています。
SSDも少しずつ劣化をしていくので、多くのデータ移行を行う方ですと、HDDの方がおすすめです。

パソコンを買う際には、値段だけではなく上記の事を気にしながら選ぶと作業が快適に進みます。

デジタル基礎講座では、CPUやメモリといった難しいと感じてしまうパソコンの仕組みも、写真やイラストを使って丁寧に解説しています。

この記事で紹介したことはほんの一部ですが、デジタル基礎講座では覚えておくべき用語や、インターネットやパソコンを利用する上で必要になってくるトラブル対策やメンテナンスのお話もあります。

短いですが、実際の授業の映像です。ご覧ください。