【こそ勉シリーズ】第2回「Wi-Fi（ワイファイ）とは？」
こんにちは！インストラクターの佐々岡です！
今回は前回の続きということで、
Wi-Fi
について解説します。
「ワイファイ」と読みます。
まだ前回の【こそ勉シリーズ】第1回「無線LAN（むせんラン）とは？」を読んでいない方はまずこちらの記事を読んでから進めてください(‘◇’)ゞ
Wi-Fi（ワイファイ）とは？
Wi-Fiとは一言でいうと「統一された規格の無線LAN」です。
今から例を挙げて説明していきますね。
ある日、太郎くんは無線LANの作り方を覚えたのでさっそく無線LANアダプタと無線LANアクセスポイントを作ってみました。そして自作した「太郎くんの無線LANアダプタ」と「太郎くんの無線LANアクセスポイント」がちゃんと通信できるか試してみたところ問題なく通信できました。
さてまたある日、花子さんが無線LANアダプタと無線LANアクセスポイントを作ってみました。そして自作した「花子さんの無線LANアダプタ」と「花子さんの無線LANアクセスポイント」がちゃんと通信できるか試してみたところ問題なく通信できました。
後日、太郎くんと花子さんがお互いの無線LANを持ち寄ってそれぞれ通信できるか試してみたところうまくいきませんでした。
これは二人とも別々の作り方や設定方法を使っていたためにうまく通信ができなかったのです。
そこで二人は作り方や設定方法を同じやり方にしてもう一度無線LANアダプタと無線LANアクセスポイントを作ってみました。
今度は同じ作り方と設定方法なのでうまく通信できました。
後日、次郎くんが自分も無線LANを作ってみたので通信できるか試してみたいと持ってきました。しかし次郎くんの無線LANの設定は次郎くん独自のやり方だったのでうまくいきませんでした。
そこで次郎くんは太郎くんと花子さんの設定を聞いて一緒のモノを作ってみました。すると今度はうまく通信できました。
このように作り方や設定方法を統一することで安定して通信することができるようになります。
みんながバラバラな方法で作っていたら通信できたりできなかったり不安定です。
この「統一された無線LAN（規格）」のことを「Wi-Fi（ワイファイ）」といいます。
※Wi-Fi Alliance（ワイファイ アライアンス）という業界団体が名付けたブランド名です。
どこのメーカーが作った無線LANでも、Wi-Fi規格であれば同じ設定方法で安定して通信ができるようになりますよというのがWi-Fiの特徴です。
というわけで！
今回は例え話をしながら「Wi-Fi」について解説してみました(‘◇’)ゞ
Wi-Fiじゃない無線LANもたくさんあって、例えば自衛隊とか企業が社内で独自に使っているものとか色々あります。
Wi-Fiを見かけたら「Wi-Fi同士だと安定して通信ができるようになるんだなー」と思っておいて頂ければ大丈夫です。
ではまた次回をお楽しみに～☆
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