パソコンでiPhoneの写真が読み込めない!?
今日はiPhoneが採用した新しい画像形式HEIF(エイチ・イー・アイ・エフ、またの名をヒーフ)について少し紹介したいと思います。
実は今日、iPhoneからの写真をマイブックに入れようとした生徒さんの写真が入れられない事態が発覚しました!
なぜだ?と思ったら、実はiPhone(8/X)またはiOS11にアップデートしたiPhone 7以降のものは、カメラで撮影した写真の形式の標準がHEIF形式になっているという話でした。
けれど、きちんとPCではJPEGに変換された。(良かった~)
では、いったいこのHEIF形式とはなんでしょうか?
画像データの形式と種類
そもそも画像データはいろんな形式で保存されます。
代表的なのは以下の3つです。
●GIF(ジフ)
イラストなどに最適な形式。色数が256色でファイルサイズが小さいものです。
●JPEG(ジェイペグ)
写真に最適な形式。1,670万色のフルカラー画像を扱えるため、デジカメやスマホの写真は通常この形式になります。
●PNG(ピング)
透明処理にもすぐれたもので画像劣化しないもの。さらに280兆色対応できれいだが、画像サイズは大きい。
この中で写真は一般的にJPEGで作成されるので、今のAndoroidやiPhone6までのものはこの形式で保存されているため、PCにも取り込めてすぐに使えました。
新しいHEIF形式の特徴
では本題ですが、新しいHEIF形式とはどんな形式なのでしょうか。
いろいろ調べましたが、シンプルに言いますと、高画質なのにファイルサイズが小さい事が特性のようです。
今のスマホの画像って高画質なんですが、JPEG画像だとファイルサイズも大きくどんどんストレージ(容量)が溜まっていきますよね。
アップルさんは高画質の写真がたくさん入れるものに今後していこうと将来性を見据えてこの形式を採用したものと思われます。
でも、もし変更したい場合は以下のように切替ができます。
カメラの設定を「高効率」⇒「互換性優先」に切り替える
今まで、撮影したものはできませんが、今後カメラでJPEG形式にする場合には変更してみましょう。
「設定」→「カメラ」→「フォーマット」を選択していき、「互換性優先」をチェックします。
こうすることで変更されます。
下の注意書きにもHEIFとJPEGについて若干解説がありますね!
ぜひ確認してみてください!