★★再掲載★★【プチコラム】メモリとストレージ
※※※この記事は2020年11月20日に投稿したものを編集・更新して掲載しています。※※※
こんにちは、パソコン教室「わかるとできる」ゆめタウン倉敷校です♪
最近多く耳にする「お手持ちのパソコンのスペック(性能)が動画編集や高品質な画像を処理する作業を進めるのに適しているかどうか」という疑問の声から、以前、教室ブログにてパソコンのCPUのご説明をさせていただきました。
(CPUに関する記事はコチラ▶「【プチコラム】CPU(シーピーユー)って何?」)
今回はメモリとストレージについて少しお話しようと思います。
【メモリ】
メモリはパソコン上のデータを一時的に保存するための領域です。メモリの容量が多いほうが、たくさんのアプリケーションを同時並行で動かすことができます。いわゆる「パソコンの処理が重い」原因のひとつには、メモリの容量不足が挙げられます。メモリの容量は、8GB(ギガバイト)は欲しいところですが、Webサイト閲覧やメールの利用が中心であるならば、メモリが4GBでも十分使えます。高品質な画像処理や最新のゲームを楽しむ場合は、16GB以上が目安です。
【ストレージ】
ストレージはパソコン内に写真や動画、音楽、書類などのデータを長期的に保存するための領域です。容量が大きいほうがたくさんのデータを保存できます。ストレージにはHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)があります。
【HDD】
HDDは磁気を利用してデータを記録します。ハードディスク内にはプラッターと呼ばれる円盤があり、回転する円盤上を磁気ヘッドが移動してデータの読み書きを行います。ハードディスクの記録面は、磁気により複数の同心円の区分けがつくられています。この同心円をトラックと呼びます。トラックは磁気による区分けなので、目には見えません。OS(パソコンを使う時の基礎となるソフトウェア)の指示によって電気信号がハードディスクに流れ、磁気ヘッドの電磁石が磁力を持ちます。磁気ヘッドが回転するディスクのトラック上を、N極S極のパターンの組み合わせで磁化していくことで、データを記録していきます。
【SSD】
SSDは電子を集めたり放出したりしてデータを記録するフラッシュメモリで作られています。フラッシュメモリは「セル」と呼ばれる記憶単位を格子状に多数並べたもので、ハードディスクと違って磁気ヘッドの移動時間がないため、データの読み込みは高速です。また、HDDは構造上、衝撃に弱いのに対して、SSDは故障にも強いですが、HDDに比べて高価なのがデメリットです。
データ保存のしくみも奥が深いので、ここではあくまでも簡単にご紹介しています。パソコンのご購入をご検討の方は「データの保存容量を優先するならストレージはHDDを、データの読み込みの速さを優先するならSSDを選ぶ」ということを知っておくとよいと思います(*^-^*)※ただ最新のパソコンではSSDが主流になっており、HDDとSSDの両方が搭載されたハイブリッドタイプのものも多いです。
さて、プチコラムVol.①、Vol.②でCPU・メモリ・ストレージについてお話しました。実際の部品はどんな感じなのか少しお見せします★
※中身はメーカーや型によって配置、大きさ、デザインなど様々です。画像はmouse pcのノートパソコンです。
メモリは4GB、ストレージは500GBのSSDが搭載されています。このノートPCは元々HDD搭載で、高速化のため2年程前にSSDへ換装しました。メモリはこの画像では4GBですが、現在は8GBに増設しています。メモリを示した赤い点線のちょうど上側にもう一段「スロット」といわれるメモリを差し込む部分があります。そこに同じ型の4GBのメモリを取り付けて8GBにしました。
ゆめタウン倉敷校では生徒様のパソコンの無料メンテナンスを行っており、HDDからSSDへの換装作業も承っております(※作業料無料、部品代は別途かかります)。実際ストレージをSSDに換装された方からは、パソコンの処理速度が上がったことで「快適に使えています」というお声をたくさんいただいています。
ちょうど先日、SSD換装のご依頼をいただきましたが、換装前は電源を入れてからデスクトップ画面が表示されるまで60秒ほどかかっていたのに対し、換装後は20秒ほどで表示されました。単純計算で3倍速★魅力的ですね★★
生徒様のパソコン環境の快適化は継続してサポートさせていただきますので、お気軽にご相談下さいね(^^♪
プチコラムVol.②、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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