Excelテクニック~関数のネスト~
Excelを活用する上で必須
~関数のネストについて~
皆さんこんにちは。
パソコン教室わかるとできる上永谷校です。
仕事でよく使われているOfficeソフトである「Excel」
そんなExcelを正しく使いこなすうえで大きな壁となっているのが「ネスト」です。
「ネスト」とは、関数の中に関数を入れる入れ子構造を作ることであり、多くの方がつまづくきっかけともなる少々厄介なものです。
今回はそんな「ネスト」について少しでも理解していただけるようなテクニックを紹介していきます。
当教室では映像授業でパソコンやスマートフォンの使い方や、使っていく上での考え方を丁寧に解説しています。
本記事が少しでも参考になったという方はぜひ今後のパソコン・スマホ学習を当教室で行う事をご検討ください。
ネストとは
下の画像のように、A列に縦に並んだ数字の平均をD2セルに出したい場合、どのようにすれば良いでしょうか。
平均を出したいので「AVERAGE関数」を使ってD2セルに「=AVERAGE(A1:A20)」と入力すれば望む結果を得ることが出来ます。(AVERAGE関数の使い方が分からない場合は当教室のExcel入門コースの受講をおススメします)
では、小数点以下を四捨五入して表示したい場合はどうでしょう。
途端に難しくなり、どうすればよいか分からない方も多いと思います。
ここで「ネスト」が登場します。
「ネスト」を使うと「=ROUND(AVERAGE(A1:A20),0)」となります。
四捨五入を行う「ROUND関数」の中に、平均を算出する「AVERAGE関数」が入っている状態です。
関数の中にさらに関数が入っていて、入れ子構造になっているものを「ネスト」と呼びます。
このネストを一発で完成させようとすると非常に複雑な手順が必要となりますので、今回はそれを省いてもう少し分かりやすい方法を紹介します(教室での講座では一発で完成させる手順も紹介しています)
ネストを簡易的に行う方法
まずはどこのセルでも良いのでAVERAGE関数を使って平均を算出します。
今回はF2のセルにAVERAGE関数を入力してみました。
次に、このAVERAGE関数の「=(イコール)」の記号を除いたものをコピーしておきます。
今回は「AVERAGE(A1:A20)」をコピーする事になります。
そして、元々結果を出したかったセルであるD2にROUND関数を入力するのですが、ここが大きなポイント!
ROUND関数は、「数値」の欄に入力されたものを四捨五入するものであり、今回四捨五入したいものはA1~A20の範囲の数値の平均値です。
A1~A20の範囲の平均値・・・どこかで見覚えはないでしょうか?
そうです。先ほどコピーしたAVERAGE関数が正にこの範囲の平均値なのです。
ROUND関数の「数値」の欄に先ほどコピーしておいたAVERAGE関数を貼り付けして「桁数」の欄は、小数点以下を四捨五入したいので「0」とします。
すると・・・
あら不思議!ネストが完成してしまいました。
あとはF2に残ったAVERAGE関数のデータが不要なので削除しておけば画像3同様に綺麗になります。
勉強の進め方
まずは簡易的な方法でネストを行うことで、関数への苦手意識を払拭することも大切です。
勉強を進めて関数の構造に対する理解が深まったらよりスマートなネストの方法を学べば問題ありません。
ネストを使いこなす第一歩としては、関数自体の意味を理解していくことです。
そもそもどの関数をどんな時に使うかが分かっていないとネストを使用にも関数を選べませんので、しっかりと基礎から積み重ねていくことが正しいExcelの使い方には不可欠な要素となっています。
当教室では無料カウンセリングを実施していて、その方それぞれのスキルレベルに合ったカリキュラムを提案させていただいています。まずはお気軽に教室にお問合せ下さい。
↓↓教室についてのお問合せはこちら↓↓
パソコン・スマホ教室わかるとできるは、いつからでも学び始める方を応援しておりますので、ご興味を持ってくださいましたらお気軽にお問い合わせください。
下記から資料請求・無料体験の申し込みができます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
パソコン教室わかるとできる イトーヨーカドー上永谷校
〒233-0013
横浜市港南区丸山台1-12 イトーヨーカドー3F
TEL:045-847-3888 FAX:045-847-3888
E-Mail:kaminagaya@wakarutodekiru.info
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
« 前の記事へ