【必須スキル】関数を「つなげて使う」~ネスト~
みなさん、こんにちは!
今日はExcelの「関数のネスト」についてのお話です。
「SUM関数」や「AVERAGE関数」など、Excelの関数は486種類あると言われています。
例えば、計算をする際に、一項目ずつ和算していくのではなく、「SUM関数」で範囲指定をしてあげることで、とても効率的に合計の計算を行うことができます。
ただ、それぞれの関数を単体でしか使えないと、どこかで行き詰って、計算の仕組みを組み立てられなくなってしまいます。
そこで、Excel使用者に必須のスキルなのが、「関数のネスト」です。
上記画像のように、IFERROR関数の中にVLOOKUP関数を組み込むことで、「もしVLOOKUP関数にエラーが生じたら、空白を表示する」という仕掛けを作ることができています。
また、ネストの操作に慣れ始めのころ、よく使われるのが「IF関数」のネストです。
これについてはあまりネストしすぎると、上級者から叱られますが(笑)、条件によって、計算を分岐させるのには初歩的テクニックです。
このように、「関数のネスト」ができるかできないかで、関数の応用範囲は幾何級数的に広まります。
この考え方の先に、「VBA」というExcelの自動化に繋がるスキルがあります。
これらが使いこなせて始めて、「業務の効率化」につながる仕組みづくりのスタートラインに立ったと考えていいでしょう。