きちんと基礎を学習する事が大事
ワードで文書はできる、けど差し込み印刷はわからない。
Excelの簡単な式はできるけど、グラフを使いこなせない。
けど今のところなんとかなっている…
という人はけっこういらっしゃいます。
大多数の方がそうなんではないかと思います。
ワードは文書を作る以外にも、ポスターを作ることもできますし、封筒印刷やラベル印刷もすることができます。販促物を作るには図形や写真の扱いをしっかりと理解する必要があります。
Excelは、データを分析できてこそ、役に立ちます。なんとなく使っているのでは、Excelを使いこなせているとは言えません。
「この部分だけを教えて欲しい」と教室に来られる方がいます。たとえばですが、「エクセルのVLOOKUPがよくわからないので、そこだけ知りたい」など。
基礎知識がしっかりと身についていれば、ある特定の関数だけがわからないというような事態にはなりません。VLOOKUPがわからない、というのは、セルの参照がよく理解できていない、データのつくり方がごちゃごちゃになっている、または経験不足なども考えられます。
わかるとできるの授業は、基本からしっかり理解できるように授業がつくられています。教室をご卒業された後も、自分で学習ができるように基礎力をつけます。
よく料理にたとえたお話をします。料理が上手な人というのは、基本的な調味料だけでさまざまな料理を作ります。「〇〇の素」とか、その料理のためだけに作られているような調味料は、使わないです。これと同じで、勉強も、基礎の力がしっかりしている人は、さまざまな学問を独学で学習できるようになるのです。
VLOOKUPのためだけの学習などナンセンスです。基礎をしっかり学習すれば、それ以外の数式も自分で考えて使えるようになります。