パソコン学習は何から始めればいいのか
どうも後藤です！先日、生徒様から「またブログを見始めたんですよ～」と言われました。恐らくここ最近更新していないので過去の記事を読んでくださっているのだろうと思います・・・(=_=;){スミマセン
さて今回はよくご入会の時によくある質問についてお話ししようと思います。
パソコン学習において何から始めたらいいか、何を頑張ったらいいか、です。
結論から言いますと、パソコンにしてもスマホにしてもまずは「文字入力」が良いと思います。ある程度は早く、そして正確に入力ができる、適切な漢字に変換できるようになることです。お仕事で使うなら5分間で300文字～375文字くらい（P検3級～準2級程度）打てると良いかと思います。
なぜ、文字入力からがいいか、いくつか理由があります。ひとつは「頭で覚える内容が少ない」ことです。「ナビゲーションウインドウ」とか「タスクバー」などテキストを読むのに必要な用語を覚えなくても、ローマ字を覚えれば入力が出来ます。ワープロのような、いわゆる「かな入力」に至ってはローマ字も必要なし！覚えることは「どこでなんの文字が打てるか」のみです。ただし、タッチタイピング（手元を見ずに画面を見ながら文字入力をすること）をしたい方は早いうちからホームポジションを覚えると習得しやすいです。
もうひとつは「やったらやった分だけ覚えられる」という点です。タイピングは最終的には「パターン入力」です。例えばよく使う文言や文章は指が勝手に頭で確認するよりも早く動くようになります。一番早く覚えるのは「ですます調」です。「～です」などは文章入力でほとんどの人が良く使う文言でしょう。何百回も打っていると自然と指が流れるように「DESU（です）」と打てるようになっています。この時、なぜ流れるように打てるかというと『ホームポジションでキーに対して使う指が決まっているから』です。「DESU」をホームポジションで入力すると、
「D」→左手中指
「E」→左手中指
「S」→左手薬指
「U」→右手人差し指
で必ず打ちます。必ず同じように打つので指が勝手に機械的に動くようにプログラムされるのです。逆に普段聞きなれない言葉や文章ですと、入力ミスが起きやすくなったり動きが鈍くなったりします。パターン化出来ていないからです。ということで、やったらやった分だけ指が勝手に動くようになりますのでご自身でもその成果がわかりやすく成長を見ることが出来ます。因みに同じ理由で「どの指をどのくらい伸ばせば目的のキーが押せるか」も記憶されるのでタッチタイピングも出来るようになります。逆にいつも使っているキーボードと大きさが違ったりするとやりづらさを感じるでしょう。
最後の理由は、ありきたりですが一番使う技能だからです。場合によってはスマホでは使う機会が少ないこともあるかもしれませんが、それでも多くの方が文字を打たずに機器を使うことはまずないことでしょう。極端な話ですが、文字入力さえしっかりしていればパソコンで仕事だって出来るようになります。ブログを書くもよし、商品レビューを書くライターやテスターになってもいいし、職場でちょっとしたアプリの操作を覚えるだけで事務業も出来る可能性は十分にあります。しかしどの仕事も出来るだけ長く集中して文字を打ち続けなければなりません。ノルマ制でも時間給でも、短時間で沢山入力できる人が沢山稼げる人になります（もちろん仕事のすべてがそれで決まることでもありませんが・・・）
以上のことから、まず何をしたらいいか迷ったら文字をスラスラ打てるようになるといいです。いざITの機器を扱わないといけなくなった時、文字入力ができるだけでそのハードルは下がります。早く打つことに自信がない方は、まずは打ち間違いをなくしましょう。それだけで入力が早くなります。正確に打てるようになれば修正する時間が無くなるだけでなく、より正確に打つ精度が上がるのでスピードを上げてもミスタイプが少なくなります。
皆様、頑張ってタイピングを鍛えましょう(^^)/
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