ビジネス活用ドリルのすすめ
ハイ後藤です。私たちの教室では一通り講座を終えた後にお勧めする講座がいくつかあります。一つは「MOS対策講座」、もう一つは「ビジネス講座」、そしてもう一つ、「ビジネスドリル」というものがあります。これが難しいのですが、実践的ですので、これが出来るようになればお仕事などでも臨機応変に使えるようになるかと思います。
「Word入門編」などの一般講座でもドリルや課題集といった復習パートがありますが、こちらはどの部分にどんな機能を使えばいいかテキストに載っています。しかしビジネス講座は本当に仕事の上司や仲間からの依頼のように「こういうのがわかるような報告書を作って」「このデータを加工してわかりやすくして」など、ざっくりした内容の問題文になっています（けっしていい加減な問題集というわけではありません）。まるで日常でありそうなシチュエーションの問題が出てきます。
なのでどんな機能を使うかとか、どんなデザインにするかなどある程度は自ら発想しなければなりません。ゼロから作るものもあれば、予め元データがある状態から編集するものもあり、バリエーションは多岐にわたります。それでいていずれの問題も他では出てこない機能を使わせるようになっているので全体を通してスキルを求められる仕上がりになっています。解答例の解説と完成例のデータはあるので、最初はそれとにらめっこしながら再現していくことになるかと思います。
そして現在、PowerPointのビジネスドリルでスキルアップのための勉強をしている生徒様がいます。その方は管理栄養士で、料理指導の他、発表も行っているなど、第一線で活躍されています。パソコンが仕事で使えるようにWordやWordやExcel、ネットにメール、Zoom、ビジネス講座や整理術や活用編など様々な講座を受けてきています。バージョンも最初はWindows 7でOfficeソフトは2010でしたが、新しくパソコンを買い替えて更なるスキルアップをしています。そんな中、ビジネスドリルを1回やってみて大変苦労したそうです。そこでもう一周、最初から始めて自分の発想で作ってみることにしました。ここはSmartArtが有効か、それとも図形のグループ化の方が楽なのか。このテーマのプレゼンテーションにはどんな画面切り替え効果が適切か、など効率的で、なおかつ魅力的なプレゼンテーションづくりに毎回頑張って取り組んでいます。
最初は解答に対する捜査の質問が多かったり、解答の内容に対する解釈を求めたりしていましたが、今では一人のクリエーターとして、素敵なプレゼンテーションにするために自分のアイディアの評価を聞くようになりました。
自ら発想して全くのノーヒントで作るというのはデータを作るうえでかなり難しいことです。いままさにその訓練をしていて、出来るようになっています。
ということで、本気でビジネススキルを獲得したい、実践的な勉強がしたいという方は「ビジネスドリル」をお勧めします。ただし、難しいですから、一通りの勉強を講座で勉強してからやることをお勧めします。解答のための操作手順は載っていますが、機能の使い方や解説など載っておりませんので(*´ω｀*)
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