自分なりの答えを持つ。
ファイナルアンサー?清水です。
自分なりの答えを持つというのは非常に大事です。それが必ずしも合っている必要はなくて、もし間違っていたら「何が間違っていたのか?」「どうすれば合っているのか?」を追究することの方が大事です。そうやって徐々に正解に近づいていく。それが頭を使うことであって、考えることだと思います。また、結果の予測を立てて、どうなっていれば正解か?(出た答えに対して)本当に合っているかを確認することが大事で、その行程がなければただこなしただけになってしまうので注意が必要です。
間違えることや恥をかくことを恐れるあまりに考えることを放棄してしまったり、答えを持てなくなってしまうことは非常にまずいことです。「失敗してもいい」くらいのつもりでいた方が気持ち的には楽ですし、挑戦するハードルは下がります。人生が傾くほどの失敗じゃなければ別に大した失敗ではないです。
最終的には一人でなんとかしないといけない場面は出てくると思いますし、教室ではインストラクターがお手伝いさせていただきますが卒業した後は一人でなんとかしないといけなくなります。自転車の練習だっていつまでも後ろを支えてもらっていては一人で乗れるようにはなりません。厳しいと思われるかもしれませんが、後々のことを考えると「自分で考える癖」を付けるのは非常に大事だと思っています。教室に通っている間は分からないことを聞いていただくのは勿論OKですが、それだって卒業したら自分で調べないといけなくなります。だからテキストで自分で答えを探すようにした方がいいですし、それが自分で調べる癖につながっていくと私は思っています。ただ、問題を解く場合なんかもいきなり答えをテキストから探すのではなくまずは授業でやったことを思い出しながら解いていき、どうしても思い出せない時にテキストを見返したりインストラクターに聞くのが大事です。正解していることがいいこと、間違えることが悪いことではなくちゃんと理解できているかを確認することの方がよっぽど大事です。
テキストをただこなせばOKでもないですし、一定期間通えばそれだけでOKという訳でもないと思います。家に帰ってもしくは職場等で一人で自信をもってこなせるようになって初めて卒業だと私は思います。
・・・と、偉そうに語っていますが私だって失敗したくないとか恥をかきたくないという気持ちはありますし、分からないことや考えが及ばないことはたくさんあります。インストラクターも日々精進です。