完璧。
コンプリート。清水です。
「完璧」の「璧」って、よく見ると
璧
↑下が「玉」なんですよね。ちなみに「壁」は
壁
↑下が「土」です。
これって、中国の昔話で寸分の狂いもない玉(球)を作れと命令した皇帝がいて、作られた玉が「完璧」であったことからきているとかそういう逸話があるんですがこの話で数十年経っても未だに腑に落ちないお話があるので話していきます。いい加減忘れろよって話ですが。
むかーしむかしある所に中学生男子がおったそうな。
音楽の授業中に、先生が黒板に完璧の「璧」を「壁」で書いていたので授業が終了した後に下は「玉」だと先ほどの昔話も話して説明したそうな。(そんなことをいちいち指摘する私も大概性格が悪いですが)したら、
「Hさん、この話って本当?」
と近くにいた成績優秀なHさんに確認したそうな。
これって滅茶苦茶失礼なことだと思いません?そりゃ私は成績が悪かったですし、Hさんはかなり優秀だったんですが、だからって目の前で確認するかねって話ですよ。Hさんは別に悪くないです。流れ弾に当たった言わば被害者です。
自分で調べることもせずに指摘されたことを自分より遥かに年下の相手に確認を取るって。「ああ、この人はこの先も恥をかき続けるんだろうな」と思いましたとさ。その先生、他にも「スターウォーズの監督をスピルバーグだ」って言ってましたしね。今調べたら部分的に監督しているシーンもあったらしいですが、一般的にはジョージ・ルーカスが監督しているという認識だと思います。
先生だって完璧ではないし、間違えることがあるし必ずしも人格的に優れている訳ではないというお話でした。あと、発言をする時には本当に正しいのか調べてからしないと恥をかきますよってお話でした。なんでもかんでも正しくないといけないという訳ではないですし、時には間違っていると思ってもスルーして聞き流すのもコミュニケーションとして大事だとは思いますけどね。いちいち指摘してたら「この人の前では迂闊に話せないし、めんどくせえ奴だな」って思われるのが関の山です。「完璧」についてのお話なのに時には妥協しろとはこれ如何に。