スキルツリー
スフィア盤とか。清水です。
ロールプレイングゲームをやっているとキャラクターが新しい技なんかを覚える場合に「スキルツリー」と呼ばれるシステムを採用している場面をよく見かけます。パズルゲームの様になっていて、あのスキルを覚えるのにこっちのスキルを解放しないといけない、このスキルを覚えるのにポイントが何ポイント必要みたいな感じになります。
これって現実にも言えることだと私は思っています。例えば、国語をある程度理解していないと文章問題を理解出来なかったり、漢字が読めない、音読はできるけど意味がちゃんと理解できないということになります。MOS試験なんかも慣れるまで問題文の読解に苦労する方はまあまあいます。私も「意味が分かりにくいな」と思ったりしました。宅建の民法なんかも主語が結構大事だったり、結論が大事だったりするので国語が苦手だとまあまあ苦労すると思います。
エクセルであれば、算数の知識が必要になります。高度なことをやるのであれば数学や物理の知識なんかも必要になると思いますが、基礎的な部分であれば算数くらいの知識があれば大方は対処できます。「関数=数学=難しい」と考えてしまう方も多いですが、基礎的な関数であれば数学ではなく算数な訳ですからそこまで身構える必要はないと思っています。基本情報技術者の勉強をしてた時は二進数や場合の数、確率等々数学範囲が出てきたので己の不勉強を祟ったものです。
更に言うなら、IT関係の勉強をする上では英語の知識が結構大事になります。ITパスポートなんかは英語の略語が非常に多いので英語が分かると非常に有利に働きます。IT用語自体にも横文字が多いのでそこで苦手意識が出てしまうと結構苦労します。勿論私もまだまだ分からないことだらけですし、難しいことをすんなりとは理解できません。
今勉強している行政書士なんかは社会科の知識が非常に重要になるので、「学生の時にこんなん言ってたなあ」と思うことがちょいちょいあります。(覚えてはない)
と、この様にあっちをやるにはこっちが必要でこっちをやるにはあっちが必要でとなることが非常に多いと常々思っています。「ここだけわかればいい」訳ではありませんし、「ここは使わないから」ではなく知識は組み合わせて使うものであって積み上げるものだと思います。今使わなくてもいつか使うかもしれませんし、持っている知識の応用でなんとかなることもあります。いつも通り何を言いたいのか分からなくなってきましたが、つまりは基礎からしっかり積み立てていこうということです。