ゲームやギャンブルにはまる理由
脳汁ドバドバ。清水です。
成功体験や成長を感じる時に人間は脳汁が出ます。ドーパミンやアドレナリンですね。ドーパミンは幸福感を、アドレナリンはやる気を出させるそうです。
ゲームは割と手軽に(少なくとも現実よりは)成功体験や成長を感じることができます。レベルが上がったり、強い敵を倒して人から感謝されたり。しかし現実でそういった経験というのはなかなかできません。そう簡単には成長しないのが現実ですし、困難からは逃げ出したくなることもあります。この手軽さというのがはまる理由だと思います。分かっていてもハマってしまいますし、長時間やってから「この時間、私自身は成長してないな」と思うこともあります。頭使うゲームとかだったら全くの無駄ではないと思いますけどね。言い訳です。はい。
ギャンブルにハマる心理なんかも同じだと思います。負ける時もありますが、勝った時の記憶なんかは強烈なものらしく、「今回は負けたけど次で取り返そう」とか「次は絶対に勝てる」「前に勝てたのだから勝てるはずだ」といった心理が働くようです。私はギャンブルはやりませんのであまり共感はできませんが、わからんでもないです。
つまりこれらを応用すれば、勉強なんかのやる気も出すことができるのではないかと思います。前述したとおり、成功体験は簡単には味わえません。そこで、①過去の成功を思い出したり、②簡単な成功体験からしてみたり、③未来の成功を思い描けば脳汁が分泌できるのではないかと思います。
①過去の成功体験を思い出せば、私はこれだけのことができたのだからきっと次も出来るはずだとやる気を出せます。ギャンブルで「前に勝てたのだから勝てるはず」と思う心理と一緒ですね。成功体験については大きなものじゃなくても小さなものでも大丈夫です。子供の頃に褒められたこととかでもいいと思います。
②簡単な成功体験は簡単な問題でいいので繰り返し解いていれば味わうことが出来ます。全く理解できないことを行うのはやはり苦痛です。何かを始める時はハードルを出来るだけ下げることをお勧めします。仮に失敗したとしても次につなげることが大事であり、失敗した理由を考えたり次にうまくいく方法を考えたりすることが大事です。失敗はしていいものだと考えましょう。人生傾くほどのものじゃなければ。
③未来の成功を思い描けば、やる気が出るはずです。やらなければいけないことを後回しにしてしまいがちですが、やらなければいけないことをやった場合とやらずにほかのことをしてしまった場合の未来を数秒でいいので考えてみてください。・・・と、ゲームに何時間も没頭する私が言っても説得力がありませんね。
と、このように脳みそに錯覚でもいいのでやる気を起こさせれば多少なり作業が捗ると思います。成長を感じるには過去の自分と比べるのがてっとり早いです。問題を1問でも解けるようになれば解けなかった昨日の自分よりは成長しているわけです。仮に忘れてしまったとしてもまたやればいいんです。人間は忘れる生き物ですから当たり前のことです。と、自分に言い聞かせてあと一週間を切った試験に向けて頑張ります。