パソコンが使えないと困る時代に!?
前回(記事はこちら)はシニア世代のデジタルデバイドについて紹介しました。
今回は誰もがスマートフォンを持つ時代に、パソコンを持つこと・使えることのメリットを紹介したいと思います。
1.スマホはパソコンの代わりになるのか?
下図は総務省令和4年版の統計です。
近年、スマホの世帯普及率はで前年とほぼ横ばいですが、パソコン普及率は76.8%から73.0%へと下がっています。つまり、「スマホがあるから、もうパソコンはなくてもいいか」と、パソコンが壊れたり、パソコンを動かす基本ソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)が古くなったのを機に手放してしまう人がいるわけです。
しかし、スマホはパソコンの代わりにはなりません。携帯性を除けば、スマホでできることはほぼすべてパソコンでできますが、その逆はあり得ません。スマホで長い原稿を書いたり、WEBサイトを作ったりする作業、言いかえれば何かを「創造する」ことには、力不足なのです。
内蔵カメラでパッと写真を撮って、与えられたアプリでそれをお遊び感覚で加工してSNSに投稿するといったことはできます。しかし、プロっぽいアートな写真を撮り、それを細かく補整・編集して写真集を作ったり、音楽や動画を緻密(ちみつ)に制作・編集したりはできません。無理にやろうとすれば、パソコンでやる何倍もの時間と労力が必要になります。
2.ビジネスシーンにおいてのパソコンスキルは不可欠
では、日々の生活の中だけでなくビジネスシーンにおいてはどうでしょうか?
当然、スマホが使えるだけでは仕事になりません。パソコンスキルが必須になります。一般的に言う「基本的なパソコンスキル」は2つに分けて考えられます。
1:パソコンを扱うことができる
入力が一定のスピードでできる
メールの送受信ができる
ファイル管理を理解している
2:よく使われるソフトを操作できる(WordやExcelなど)
1の「入力が一定のスピードでできる」実は、この部分が、近年若年層の課題になっています。スマホやタブレットでフリック入力ができてもキーボード入力ができない若い方が増えています。入力の速さは仕事の速さに比例します。ある程度の入力スピードは必須ですね。
では2の「ソフトを操作できる」はどうでしょうか。ここで問題になるのがソフトをどの程度まで使えるかです。Wordなら書式設定や画像の挿入ができ、ひとまず見栄えのよい書類作成ができるのは必須。Excelなら関数を使って表の作成ができること、データベースでの並び替え……あたりも基本スキルと言えるでしょう。
上記にあげたようなスキルは「できて当たり前」となります。現在でも事務職から販売職まで、パソコンで何かを管理したり入力する作業はあり「パソコンを使えること」は必須です。
以上のことを踏まえるとどんな分野でもお仕事をする人はパソコンスキルは必須、お仕事をしない方でもパソコンスキルは必要だと、わたしは思います。
やはり、これからの世の中「スマホで全部済むなどと思わず、パソコンを使いこなしましょう!」と、皆さんにお伝えしたいです。
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