Excelを勉強してると出てくるシリアル値って?現役インストラクターが簡単に解説!
日付を入力したのに数字の羅列に変わっちゃった!なんでだろう?
――それは【シリアル値】に変換されているからです!
静岡県富士宮市にあります【わかるとできる富士宮朝日町校】の小倉です。
現役インストラクターがシリアル値について解説いたします。
Excelは日付や時間をシリアル値という独自の単位で管理しています
本記事では、シリアル値についてわかりやすく記載していくと共に、シリアル値の活用方法も解説します。シリアル値を使うことによるメリットなども併せてお伝えしていきますよ!
1.そもそもシリアル値って?
Excelは日付や時間を数値として認識しています。
1900年1月1日は1
1900年1月2日は2
つまり2009年7月6日と入力すると、Excelのセル上には勿論そのまま表示されますが、内部的には40000という数字扱いになっています。
2.シリアル値を使うメリット
数字が日付になる?わかりづらいよ、と思う方もいるでしょう。
ですが慣れてくるとシリアル値はとても便利に扱うことができます。日付や時間が内部的には数字ということは、経過日数や期間の計算、一定間隔で日付を飛ばす、など様々な場面で応用が利きます。
例えば、1996年4月23日から今日現在までの日付は何日経過したか?
そのような数値を求められた場合、シリアル値を使えば一発です。
1996年4月23日はシリアル値で35178
今日現在(2025年1月16日)は45673
45673-35178=10495日経過したということがすぐ分かります。
あくまでも一例ですが、うるう年などもありますから
日付や時間の計算はそのまま行うとかなり面倒です。
シリアル値はそのような手間を省くことができます。
3.シリアル値の出し方
なんとなーくシリアル値が計算の時に便利であることは分かった、という方。
次に引っかかるのは【そもそもシリアル値を出す方法】です。
日付や時間を入力したら、そのまま日付と時間が表示されている。シリアル値なんて出てこないぞ、となるでしょう。それは当然で、大切なのは【表示形式】を変えることとです。
日付を入力すると表示形式は【日付】
時刻を入力すると表示形式は【時刻】
この表示形式を【標準】にするとシリアル値へと変わります。
4.本記事のまとめ
・日付や時間はシリアル値という数字で管理されている
・計算に使うと正確かつ素早く目的の日付や時間を算出できる
・表示形式で【日付・時間⇔シリアル値】を変換できる
いかがだったでしょうか?
本記事でシリアル値について理解が深まったならば幸いです。
シリアル値、難しいように見えて案外簡単な仕組みです。
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