新元号「令和(れいわ)」に向けてOfficeやWindowsが準備中!
さてさて。
出ましたね!新元号「令和(れいわ」。
出典や他の元号候補など、細かい話は本筋ではないので割愛しますが、私個人的にはとても気に入っています。響きがいいですね。
言葉の意味がどうこうというのもありますが、どんな時代にしていくかは私たち次第。国民全員で「令和」を良き時代にしていけばいい、ただそれだけの事であります。
ということで、今回はブログタイトルにもある通り、この新元号「令和」に対応する為に、皆さんが普段使っているWindowsやOfficeも色々と準備をしてくれているので、簡単に触れておきたいと思います。
とりあえず私たちは更新プログラムを適用すればOK
先に、私たち個人ユーザー側の結論だけ書きますと、配信される「更新プログラム」を適用するだけで良いようです。以下にマイクロソフトのページでの紹介があるので、詳細が気になる方は読んでみてください。
日本の新元号対応に向けて Windows と Office を準備する方法(Microsoft)
設定にもよりますが、ソフトウェアの自動更新を有効にする設定にしてある場合は、さして気にすることなく勝手に更新してインストールされますので、いつの間にか新元号に対応する形になります。無効にしている場合で、新元号に対応したい場合には、更新プログラムが配信されたら、ダウンロードしてインストールしましょう。
※Windows OS以外の場合は例外があるようです。Mac版のOfficeとかでしょうか。詳細は公式のサイトを熟読いただくのが宜しいかと思います。
新元号でどのような影響があるのか
「OK!更新プログラムを適用するだけでいいなら安心だね!」と思ってこのままスルーするのも良いのですが、そもそも、「新元号が追加」あるいは「新元号に変化」する事によって、どんな影響があるのかというのも気にしておくと面白いかも知れません。
少し、法人向けの顧客に向けた以下のページを見て頂くとわかるかもしれません。
新元号対応へのマイクロソフトの取り組み(Microsoft)
例えば、『「平成31年10月1日」という日付をシステム上許容するか否か』とかが書かれています。こういうのを決めておかないと、システムが困っちゃうよーという事ですね。本来は「令和元年10月1日」になるわけですから、システム的に「???」となって、不具合が起こったりしてしまいそうです。
「平成31年10月1日」=「令和元年10月1日」とシステムに認識させるような仕組みにするのか、「平成31年10月1日は存在しないからエラーにする」という仕組みにするのかで、色々と変わってきそうです。
あと、西暦と和暦の変換も同じような感じですね。「2019年10月1日」を「令和元年10月1日」に変換できるようにしておかないといけないですね。
あと、「明治→大正→昭和→平成→令和」という並び。このソートルールも新たに設定しておかないと、例えば「令和3年1月1日」のデータが、「平成」より前に来てしまったりしてしまう可能性がありますね。ちゃんと新しくシステムにその辺を説明しておく必要があるわけです。
ある程度前から元号の変更は告知されていたので、各社準備を進めており、今は最終段階だとは思いますが、色々と大変ですね。余談ですが、新紙幣も流通が開始する際には自販機など諸々の機械で改修が必要になり、その界隈では仕事は増えそうです。
多分一番わかりやすい例はWordで元号を入力した時
さて、個人ユーザーで最も変化がわかりやすいのはというと…
例えば本日2019年4月12日現在、Wordで「平成」と入力すると、今日の日付が候補としてすぐに表れますね。エンターキーだけですぐに「平成31年4月12日」と入力する事ができます。多分これも、更新プログラムが配信され、適用すれば、「令和」と入力するだけで今日の日付が出るようになるでしょう。
ちょっとした機能のアップデートではありますが、最初は「おおお!!」と感動してしまいそうです(笑)。
皆さんも、5月以降で新元号対応が適用された頃、ぜひWordで「令和」と入力してみましょう!
それではまた。
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