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無線LANにつながらない場合に確認する4つのこと

パソコンやスマートフォン、携帯ゲーム機など、今では多種多様な機器が無線LANに接続してインターネットを楽しむことができます。
特に家庭では無線LANに接続する機器が増えてきており、「接続できない」トラブルも増加中です。
パスワードの間違いはないのに、なぜ一部の機器が接続できなくなってしまうのか、その原因を解説していきます。

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1. 接続台数

家庭用の無線LANルーターは、接続可能な台数の上限が10~15台となっています。
例えば無線LANルーターの接続可能台数が10台として、現在10台の機器が接続されています。
そこにもう1台「A」という機器を増やそうとしてSSIDを選択してパスワードを入力しても「パスワードが違います」や「未接続」と表示され接続できないようになっています。
そこで現在接続できている「B」という機器の電源を落としてから再度「A」を接続しようとしても、まだ無線LANルーター内で電源を落とした「B」の情報を持っているため「A」は相変わらず接続できません。

近年では家庭でも無線LANに接続する機器が増えてきており、筆者の家庭でも

  • パソコン:3台(仕事用含む)
  • スマートフォン:4台(仕事用含む)
  • タブレット:2台
  • Amazon Echo:1台
  • Nintendo Switch:2台
  • スマイルゼミ:2台
  • 無線LAN中継機:1台

と15台も無線LANに接続しています。
テレビとHDDレコーダーは有線接続でした。
自宅の無線LANルーターの接続可能台数は10台なので、スペックオーバーです。

この接続可能台数はあくまでも目安で、10台以上の接続も利用用途によって接続は可能ですが、性能や安定性の保証ができず、通信速度の低下や負荷による故障の原因にもなります。
となると筆者もさらに多接続の無線LANルーターに買い換える必要がありますが、ひとまずダマシダマシ使っていこうと思います。

2. 無線LANルーターの劣化

無線LANルーターは常時通電しており、基盤に負荷がかかっています。
そのため4~5年使用していると劣化してきて接続不良となる場合があります。
一時的なものであれば無線LANルーターを再起動することで回復して接続できるようになりますが、再起動しても治らない場合は買い換えの必要もあります。

3. 電波が弱いまたは干渉

接続する端末まで無線LANルーターの電波が届いていない場合があります。
見通しの良い環境でも発している電波が弱っている場合には接続不良となる場合があります。

また、電子レンジやテレビの発する周波数によって電波が遮られてしまったり、周囲の家や店舗の無線LANの電波が強ければ干渉して接続したい電波が届かない場合もあります。
特に電子レンジを使用中には強い電磁波は発するため、一時的に速度が著しく低下することがあります。
また、他の家や店舗の無線LANの方が近く、使用している「チャンネル」が同じだと、そちらに影響されて自分の無線LANに接続できない場合もあります。

その可能性がある場合には「WiFi Analyzer」や「inSSIDer」といったアプリケーションを利用すると、自分のSSIDの強度や干渉している無線LANの状況がわかります。

4. 接続する機器の故障

無線LANルーターに異常がないのにつながらない、パスワードが違いますと言われる場合は、接続する端末の故障が考えられます。
正常に利用できても無線LAN機能のみに故障がある場合もあります。
1~3のことを踏まえて故障かどうかを判断するのは難しいですが順を追って確認していけば何が原因かを特定できると思います。

電波は見えないものなので、何がいけないのか判断することは難しいですが、一つ一つ調べていくとおおよその原因がわかります。

もし無線LANに接続できないということが頻発する場合には、上記を参考に調べてみましょう。

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