Windows 11 が正式にリリースされたので新機能を確認してみよう！

2021年10月20日
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豆知識

10月5日にWindows 11が正式にリリースされ、今後搭載パソコンが順次発売されていきます。
また、Windows 10のパソコンも対応していれば無料でアップグレードが可能です。

さて、私のパソコンはWindows 11非対応が決定したのですが、Insider Preview版という開発過程のものを使用していましたので、リリース直前の最新版をもとに新機能などを解説します。

お気軽にお申込みください！

スタート画面

Windows 11の大きな特徴といえば、スタートボタンとスタート画面が中央配置になったこと。
スタートといえば左下という四半世紀の慣れから大胆な変化をしてきました。
とはいえ、設定で左下に配置することは可能です。

そしてスタート画面もいわゆる「すべてのプログラム」ではなく、タブレットのようにアプリのアイコンが並びクリックするだけでアプリが起動するようになっています。
もちろん「すべてのアプリ」をクリックすることで他のアプリを起動できます。
そして電源ボタンはスタート画面の右下、左下ではなく右下です！！
シャットダウンや再起動する際にこれまでよりも1秒程度遅くなりそうです・・・

また、Windows 8から登場した「タイル」は廃止され、後述する「ウィジット」に変わりました。

右クリックメニュー

ファイルやフォルダーを右クリックしたときに表示されるメニューにも大きな変更がありました。
よく使う機能がアイコンになり、素早くアクセスできるようになりました。
その他のメニューも表示間隔が大きくなりスッキリとした印象です。

エクスプローラー

エクスプローラー（フォルダー）上部にあったメニューがなくなり、よく利用する機能がボタンとなって表示されています。
エクスプローラーだけでなく、アプリも含めて全体的に角丸のデザインなので柔らかい印象になっています。
また、ドキュメントやフォトなどのフォルダーアイコンもカラフルになったため色で区別できるようになりました。

タスクバー

タスクバーは下に固定となり、上左右には移動できません。
上下の領域を確保したい筆者には辛い配置ですが、どのみちWindows 11にアップグレードできないので良しとします。
今後のアップデートに期待ですね。
そしてついに「コルタナさん」がタスクバーからいなくなりました・・・
アプリとしては残っているため、それをタスクバーにピン留めすることで利用可能ですが、寂しさはあります。

右端には音量やネットワークがグループ化され、クリックするとアクションセンターのようなものが表示され、ここで一括で設定可能になっています。
まとまったことで非常にわかりやすくなりました。

また、「タスクビュー」がタスクバーに表示されているため、すぐに仮想デスクトップを作成して用途別にデスクトップを分けることができます。

設定

設定アプリはデザインが大きく変わり、左側にカテゴリーが表示されるようになりました。
これで他のカテゴリーに移動する際にホームに戻る必要がなくなりました。
アイコンではなく機能名が表示されているため、その点も操作しやすくなった点です。

なお、画面が小さい場合は1列で表示されます。

スナップ機能

エクスプローラーやアプリの最大化ボタンにマウスを合わせると「スナップ機能」が表示されます。
アプリのウィンドウをデスクトップのどこに配置するのかを指定でき、次回起動した際にも位置を記憶しており、その場所に表示されます。

さらに複数のアプリをスナップするとグループ化され、他のアプリを前面に表示していてもタスクバーのアイコンにマウスを合わせることでグループごとアクティブにすることができます。

ウィジット

ライブタイルの代わりとして、AndroidでおなじみのウィジットがWindowsにも搭載されました。
タスクバーからウィジットのアイコンをクリックするか、タッチ対応パソコンの場合は左からスワイプすると表示されます。
天気や株価、写真などのアプリの情報やニュースも表示されます。
今後対応次第ですが他の情報も追加されていくものと思われます。