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PowerPointやExcelなどでSVGファイルを図形に変換できるように

今回はOffice365を利用している方が昨年12月から新しく使えるようになった新機能についてご紹介します。タイトルや上の画像に書いてある通り、「SVGファイルを図形に変換」出来るようになったようです。

※Office365で各アプリに2017年12月の機能更新プログラムが適用されている事が条件

ここで、疑問に思う方もいるでしょう。

SVGファイルとは何ぞや?

 

これらについてはちょっと前の記事で触れています(この記事の最後の方です)ので、そちらをご参照ください。要は”座標で描かれているから大きさを変更しても劣化しない画像”みたいなイメージです。当時は「SVGファイルを扱えるようになっただけ」でしたが、今回はSVGファイルをOfficeでこれまで使っていた図形に変換する事で、「色・サイズ等の変更がより柔軟に」なりました。

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SVGファイルを取り込む(挿入する)

 

試しにやってみます。まずはSVGファイルを取り込んでみますが、これは以前からも出来ました(※)。今回は予めPowerPoint内に用意されている「アイコン」を使っていきます(WordやExcelでも同じ事が出来ます)。昨年機能追加されて使用できるようになった「アイコン」はSVGファイル形式です。

※Office365で2017年8月のアップデートが適用されている事が条件です

 

白紙のスライドに「挿入タブ>図グループ>アイコン」からアイコンを挿入。

適当に人物が3人が表現されているアイコンを指定して「挿入」します。

挿入されました。ここで本筋とはあまり関係ありませんが、便利な「デザインアイデア」も使ってみます。

そうすると、白紙のスライドも挿入した画像に合わせてちょっとしたデザインに変更できます。

とりあえず挿入するところはここまで!

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次にSVGファイルを図形に変換してみる

 

挿入できたので、次に変換します。変換前後の違いがわかるように、先にこのままの状態でアイコン画像の色を変えてみましょう。

挿入されたアイコンを選択した状態で、「グラフィックツール>書式タブ>グラフィックのスタイル>グラフィックの塗りつぶし」です。すると、アイコン全体の塗りつぶしの色が変更できるのがわかります。

 

では次に変換です。

同じく「グラフィックツール>書式タブ」の左端「変更グループ>図形に変換」をクリック。

すると、

変換してもいいですか?と出るので「はい(Y)」で決定。

すると、見た目上は最初わかりませんが、今までよく使っていた「図形」になっています。個々のパーツの図形がグループ化されている状態ですね。

グループ化された図形になっているので、もちろん個々の図形を選択して位置や大きさ、色の変更が出来ます。

こんな感じで、1つのアイコン(SVGファイル)を図形に変換する事で、編集の自由度が格段にあがる事がわかりますね!

 

もちろん、元々Officeアプリの中に用意されている「アイコン」のSVGファイルだけではなくて、自分で作成したものや、フリーで利用できる素材も可能です。これで思い通り(に近い)編集が出来ますね!

 

このような形で、Officeアプリも日々機能追加されていく時代となってきました。MOS資格取得の中で身に着くスキルや知識がもちろん基礎となりますが、こうした活用も出来るように、色々とチャレンジしていただくと、より楽しく、より効率的な作業が出来るようになるかも知れませんね。

 

それではまた。


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