資料作成に便利なExcelのちょいワザ!
最近資料をたくさん作る機会があるのですが、その時に気がついたちょっとしたワザや意外と知られていないワザがございましたましたので今回はそれらをご紹介したいと思います!
同じExcelを複数開いて効率的に作業をするワザ!
沢山のシートが存在するExcelで資料を作っている時に、作業中のシートとは別のシートを見比べながら作業をしたい事があるかと思います。ただし【シートA】を開いたら【シートB】は編集できないし、【シートB】を編集しようとしたら【シートA】は見れなくなるし…と非常にもどかしい状態に陥ってしまいます。じゃぁExcelをコピーして2つ開いたら同時に見れるじゃないか!と言っても今度はどっちのファイルが本物なのか分かりにくくなるし、何と言ってもスマートじゃないです。
そんな時にオススメしたいのがExcelの「新しいウインドウを開く」機能です!この機能を使うと同じExcelをコピーしなくても分身つくる事ができます。
やり方は簡単。「表示」タブをクリックして「新しいウインドウを開く」ボタンをクリックするだけ。
すると、何という事でしょう、同じExcelがもう1個開かれました!
ご覧の通りファイル名はどちらも「新規 Microsoft Excel ワークシート.xlsx」である事がわかります。またファイル名の後ろの数字(:1や:2)は同じファイルの1個目、2個目というのを表しております。
この機能を使えば、1つのExcelを2つに分身させ、【シートA】【シートB】を同時に見る事ができます。また、どちらも同じExcelなのでどっちのExcelを編集しても「新規 Microsoft Excel ワークシート.xlsx」が更新される事になり効率的です。ちなみにこの機能、新しいウインドウを開く」ボタンを押せば押した回数だけ分身を作る事ができますので広い画面であれば3つ以上並べて作業する事も可能です。
但し注意点として分身を作ったままファイルを保存してしまうと分身がある状態で保存されてしまうので最後に分身のExcelは全て閉じて、Excelが1つの状態になったら保存をしましょう。(そうしないと別の人がそのファイルを開くときに同じExcelが複数開いてしまい戸惑う事になります(笑))
複数のセルの書式変更をまとめて反映させるワザ
ココで紹介するのは、社会人になって何年もExcelを利用していたのですがつい先日まで知らなかった地味に便利なワザです!内容としてはExcelで表などを作っている際、セル書式を「文章」から「数値」や「通貨」に変更するときのワザとなります。
例えば、商品の価格表を作っていた時、商品価格のセル書式が全部「文字」だったので見やすくする為に「通貨」に変更をするとします。すると、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、セルの書式変更をしても何故か見た目は変わらないのです!この見た目を反映させる為には書式を変更したセルをひたすら「セルを選択してダブルクリック…セルを選択してダブルクリック…」しなければならないのです。
セルの数が少なければそれでも良いのですが、もしも画像のように1000個あったらどうでしょう。とてもじゃないけどやり切れません。私もあの手この手を使ってなんとか修正をしていました。しかし、なんと一発で見た目を変更するワザがあったのです!こちらもやり方は簡単。
セル書式を変更したセルを選択し、「データ」タブをクリックし、「区切り位置」ボタンをクリック。ウインドウが開くので「完了」ボタンをクリックこれだけです。すると、何という事でしょう、見た目が一気にかわりました!
今まで頑張っていた自分が馬鹿みたいなくらいあっという間に変更する事ができました。
今回の記事はちょいワザはいかがだったでしょうか。最近の実体験を元に紹介させて頂きたいモノをピックアップして紹介させて頂きました!これらのちょいワザが皆様のOfficeライフに少しでもお役に立てれば幸いです。また引き続きワザを紹介させて頂きますので是非当サイトのチェックをよろしくお願い致します!
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