Excelのよく使う機能だけ集めて、自分だけのオリジナルリボンを作ろう
私は仕事でExcelを使っているとき、よく「あの機能どこだっけ??」となります。そしてリボンを左から順にクリックして中身を確認し、結局見つからずもう一度左からクリックする、という無意味な作業を繰り返します。たいていの場合2~3周目で見つかります。
短時間の内に何度も同じ機能を探していれば覚えられるのでしょうけど、毎日何時間も触れているような仕事ではないので、いつもこのループに陥ってしまいます。私の頭が弱いのはさておき、結局のところ、Excelヘビーユーザーでもない限り使わない機能ってたくさんありませんか?それなら使う機能だけ1つのタブに集めてしまえばもう迷わないのでは、と考えた訳です。
Officeはこんな私のような人間も優しく包み込んでくれます。これを読んで下さっている読者さんにも同じような人がいると信じ、その方法をご紹介したいと思います。
1.「リボンのユーザー設定」を開く
適当なExcelファイルを開き、リボンの何もない箇所(↑画面では一番右の所)を右クリック。出てきた項目から「リボンのユーザー設定」を選択します。
2.新しいタブを作成、名前の変更
表示されたオプション画面の中から「新しいタブ」をクリックします。すると、「新しいタブ(ユーザー設定)」という項目が追加されました。
ついでに右クリックを押して「名前の変更」から任意の名前を付けてください。私は「よく使う」という名前に変更しました。これでよく使うタブが作成できました。
3.よく使う機能を選択追加
このままでは空のタブができただけなので、あとは自分の好きなように機能を追加していきましょう。右枠で作成したタブ内のグループが選択されていることを確認し、左枠から追加したい機能を選んでいきます。
確認ができたら追加ボタンをクリックします。すると作成したタブ内のグループに選択した機能が追加されました。
このままどんどん追加しちゃいましょう。左表の上に「基本的なコマンド」となっている箇所がありますが、こちらを「すべてのコマンド」に変更するとたくさんの機能名が表示されます。こんなにあるんですね。全然わかりません。
ちなみにグループに関しても名前の変更ができますので、お好みの名前を付けてください。ある程度機能を追加したあとにグルーピングすると名前を付けやすいかと思います。
4.完成
作業が終わったら完成したタブを見てみましょう。上画像が私が作ったタブです。アホみたいですね。いや、もう少しいろいろ使っているとは思うのですが、いざ機能名だけで追加していくとこんな感じになっちゃいました。でも最初はこれぐらいでいいと思うんです。今後また機能検索のループに陥ったら、その都度マイ「よく使う」タブに追加してやれば、もう迷うことはなくなるでしょう。きっと。
ちなみにこの「リボンのユーザー設定」は私の見たかぎりWordにもPowerPointにもありましたので、お好みに合わせて色々とカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
「パソコン教室わかるとできる」は教室数トップクラスのパソコン教室なので安心して通っていただけます。全国に約200教室展開していますので、まずはお近くの教室までお気軽に無料体験をお申し込みください!
・無料体験のお申し込みはこちら