さようなら。MOS 2013試験。(MOS 2013が終了)
みなさんこんにちは。過去、MOS 2007、MOS 2010が終了する際にも同じような記事を投稿していますが、今回はMOS 2013試験が終了するというお知らせです。
参考までに過去の試験終了時の記事を以下に記載しておきますが、こうして考えるとこのブログも意外と歴史があるんだなぁとしみじみ感じました。(お引越し前の旧MOSブログから考えると2014年から続いていることになります)
MOS 2013試験が終了する日
MOS 2013試験は、2023年3月31日(金)にて終了します。但し、この日付は「随時試験」と呼ばれる、全国の試験会場で随時行われる試験です。試験会場との開催日程さえ合えば好きなタイミングで受験できる「随時試験」とは異なり、試験日・実施会場が指定されている「全国一斉試験」については2022年12月11日(第309回)が最終日となります。
なお、「随時試験」についても、随時試験を受け付けているお近くの試験会場(弊社のようなパソコン教室など)が、2023年3月末まで2013試験を受け入れているかどうかについては、事前の確認が必要です。会場によっては早期に受付を終了するケースもあるかもしれませんので、詳しくはお近くの試験会場にお問い合わせください。
これからMOS資格を取得しよう!と思われている方の場合は、特に理由がない限り、受験するのは2016または365&2019になると思いますので深く考える必要はありません。その場合は、古いバージョンが終わるんだな、程度に感じていただければよろしいかと思います。
逆に、「2013の資格は持っているが、2016や365&2019は持っていない」という場合は、今後新しいバージョンの取得を目指されるのも良いですね。やはり履歴書に記載する場合、終了していないバージョンを記載したいものですね。
【MOS 2013試験終了予定】
- 一斉試験:2022年12月11日
- 随時試験:2023年03月31日 ※但し、会場によって異なる
何故古いバージョンの試験が終わるのか
基本的にはOfficeの各バージョンのサポート終了に合わせて、その期日を迎える前に、資格試験であるMOSの同バージョンも終了していきます。今回の対象となるOffice2013は、2023年4月11日にサポートが終了するので、その前に試験も終わりを迎えるというわけですね。
なお、OSと同様サポートが終了すると、引き続き動作はするもののセキュリティ対策を含むすべての更新プログラムが提供されなくなるため、安全に使用できなくなってしまいます。よって、リスクを回避する為に、企業も個人も早期に新しいバージョンへの移行が推奨されるというわけです。
MOS 2013試験は、マスターの取得制度が途中で変更になったことでお馴染み
果たして本当に皆さんお馴染みかどうかはさておき、MOS 2013の特徴として、Officeマスターの制度が途中から変更になったことが挙げられます。詳細については過去の記事に記載していますので、興味がある方はぜひそちらもご覧ください。
次のバージョンであるMOS 2016では従来の形に戻り、さらに最新(2022年6月13日時点)のMOS 365&2019ではアソシエイトとエキスパートに分かれるなど、MOS資格の「称号」についてはこれまでにいくつもの変化がありましたが、2013試験で初めて大きく変わったのは一つのチャレンジだったんだなと思います。
1つの試験が終わる時…次の試験が新たに登場…?
これまでのケースですと、直近1年程度で終了を迎えた試験がない限り、常に3つのバージョンの試験が実施されており、その中の1つが終了すると、翌年あたりには新しいバージョンの試験が登場していました。
2007試験が終われば、2016試験が。2010試験が終われば、365&2019試験がその後新たに開始されたというわけですね。それを踏まえると、今回2013試験の終了が発表されたわけですから、その後新しい形の試験が開始されるのか、はたまたこれまでとは違った形で運用されていくのかは楽しみでもあります。
時代に合わせてOfficeアプリケーションも進化していきますが、それと同時にMOS資格試験も進化しています。
今後の公式発表に、注目ですね。
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