MOS資格の合格率はどのくらい?資格の種類やバージョンごとの難易度の違いとは?
MOS資格試験
MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)はマイクロソフト社のWord(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)などの実践的なスキルを持っていることを証明できる資格になります。
MOS資格の概要については以前に投稿した記事をご覧ください。
MOS資格の合格率はどのくらい?
MOS試験の公式サイト(株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ)には「合格率は公開しておりません」と記載があり、公表されていません。
参考:試験全般に関するよくあるご質問|MOS公式サイト
https://mos.odyssey-com.co.jp/faq/detail1.html#detail1_7
なので正確な数値はわかりませんが、WEBで調査したかぎりではスペシャリストレベルで80%、エキスパートレベルで60%と記載されているサイトがいくつか見つかりました。もちろん科目やバージョンによっても合格率は異なると思いますのであくまで目安にしかなりませんが。
また、こちらもWEB調べになってしまいますが、各パソコンスクールの受講者の合格率では90〜95%くらいが平均的な数値でした。こちらも細かな数値はわかりませんが、独学で試験に臨むよりもパソコンスクールに通った方が合格率が高いのは間違いなさそうです。
受験する難易度により合格率は異なりますが、MOS資格全体の合格率は比較的高いと言えます。MOS資格は人気の資格ゆえに試験対策講座を開講するスクールが多くあったり、模擬試験を付属している問題集が充実していたりすることも合格率が高い理由と言えるのではないでしょうか。
MOS資格の種類により難易度の違いはある?
WordとExcelには2種類の難易度がありスペシャリストよりもエキスパートの方が難易度が高く設定されています。
- スペシャリスト=基本操作が中心の一般業務レベル
- エキスパート=高度な機能を使いこなせる上級レベル
特にExcelのエキスパートの試験は難易度が高くなります。Excelエキスパートでは関数で論理演算、ピボットテーブルの作成、数式のトラブルシューティング等、高度な機能を使用した数式やマクロの作成が出題範囲となるためです。
バージョンによって難易度に違いはある?
バージョンにより問題の解答形式が異なります。
- MOS2013:試験を通して1つのファイルを完成させる「ファイル完成型」の形式
- MOS2016、MOS365&2019:設問ごとにファイルを作成する「マルチプロジェクト」の形式(試験を通して複数のファイルを使用する)
「ファイル完成型」のMOS2013では1つのファイルを完成させる試験の形式上、一つ躓くと以降の問題にも影響がありました。それと比べれば「マルチプロジェクト」を採用している現在の試験の方が問題を解きやすいかもしれません。
マイクロソフト社のオフィス製品は定期的にバージョンアップが行われているため、特に理由がない限りは最新のバージョンを受験することをおすすめします。職場で使用しているバージョンで受験することは、そのまま実務に活かすことができていいのですが、いずれ職場のオフィスもバージョンが上がっていく可能性があることを頭に入れておきましょう。
MOS資格の合格点とは?
合格の基準点についてMOS試験の公式サイト(株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ)では「一般的に1,000点満点中550点~850点の範囲が目安」「合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります」と書かれています。
参考:試験全般に関するよくあるご質問|MOS公式サイト
https://mos.odyssey-com.co.jp/faq/detail1.html#detail1_6
近年ではほとんどの試験で700点が合格ラインとなっていますので、700点以上取れていればほぼほぼ合格と考えていいかと思います。
MOS資格の合格を目指して勉強しよう!
MOS試験は月に1〜2回開催される全国一斉試験と随時試験の2種類あり、受験のチャンスが多く、スケジュールと目標が作りやすい資格と言えます。
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