ローマ字入力ができない若者世代
若者・・・といっても大学生以下の世代です。
これまでは「デジタルネイティブ」と言われてもいましたが、さらに進んで「スマホネイティブ」の世代と言われています。
そんな世代は初めて手にしたデジタル機器が「スマホ」の人が多く、大学生ではスマホしか持っていないという人が多いようです。
スマホでの文字入力はフリック入力が基本です。
電車内でも見ていると、昔の携帯電話やポケベルでの文字入力のように、特に女性は入力がものすごく速いです。
いつの時代も若い女性は文字入力が速いんですね。
スマホネイティブの世代はフリック入力は得意ですが、パソコンのキーボードとなるとできない、苦手な人が多いというのです。
特に主流となっている「ローマ字入力」には、苦手意識を持っている人が多くなってきているようです。
ローマ字は知っているけど、「変換」となるとよくわからなくなるのかもしれません。
卒論もスマホで作成するくらいですから・・・
パソコンを使い慣れた世代からすると、疲れるし、大変なような気がします。
少し前までは「パソコンが使えない=年配者」「ローマ字がわからない=戦中世代」だったものが、今では「パソコンが使えない=若者」「ローマ字がわからない=若者」に変わってきているのです。
MOS試験を運営している株式会社オデッセイコミュニケーションズも、新聞広告で「周りにいませんか?こんな新入社員」として1面広告を出していました。
さすがに私の周りでは見ませんが、こういう新入社員がいるのかもしれませんね。
「CAPS LOCKキーを押してプチパニック」は慣れている私でもたまにありますが・・・(笑)
高校や大学でもMOS試験を通じて、パソコンを覚えて社会人として通用するように育成を始めているところが増えてきています。
わかるとできるでも「大人のためのローマ字講座」や「キーボード講座」があります。
これまではパソコン初心者のシニア向けの講座という認識でしたが、20代前半までの若者にも通用する、受講してもらいたい講座なのだと思います。
「若い人だから」ではなく、「若い人だから」こそ入力講座が必要になっているのです。
かの「ホリエモン」や「厚切りジェイソン」は「仕事はスマホがあれば十分」と言っていますが、仕事をしている99%の人はOfficeソフトを利用していたり、パソコンでなくては効率が上がらない仕事をしています。
確かにホリエモンや厚切りジェイソンのような、物書きやIT企業の役員のような人は、メールチェックや書類の確認、決裁、連絡相談を主な仕事としていることが多いですが、そのようなケースではスマホがあれば十分かもしれません。
しかしお金をもらって仕事をしている限り、やはりパソコンで効率よくミスなく作業をするのは当たり前です。
スマホのスペックやアプリのレベルは上がってきていますが、それでもまだパソコンでの作業には到底敵いません。
そのためにはローマ字入力をきちんと覚えて、会社に入社するときには社会人としてパソコンを使えるレベルにはなっていないといけないと思います。
徐々に高校や大学で対策されているようですが、プログラミングが導入され、小学生くらいからパソコンを触る機会が増えてくると、そういった悩みもなくなってくるのではないかと思います。
私の娘(6歳)も、おもちゃの空き箱でパソコンを作って自らパソコンに慣れ親しんでます。
パソコンの中で、ぬいぐるみが寝泊まりできる仕様になっているようです。
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