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デジタル認証アプリで本人確認

6月24日、デジタル庁からマイナンバーカードに紐づけて本人確認を行う「デジタル認証アプリ」がリリースされました。
これまで、マイナポータルでマイナンバーカードを使ったオンラインの本人確認はできていましたが、民間企業のサービスでも行えるようになります。

直近ではスマートフォンの契約時に偽物のマイナンバーカードの盤面確認のみで契約したことによる問題が発生し、ICチップを利用した本人確認の義務化が発信されたばかりですが、このアプリによって、不正な口座開設の防止転売目的の買い占め防止ライブ会場での本人確認などに活用されることになります。
特に転売の防止については、チケットや限定商品の不正大量購入防止が可能となるため、ネットでも期待する声が高まっています。

どのような形でチケットや限定品の購入情報を保有しておくのか、はっきりしたことはわかりませんが、転売ヤーでも犯罪的なことでもない限り、どこに情報が保有されていても問題ないですね。
政府に購入履歴を管理されるなどと言っている方もいますが、そんなものまで国が管理していたらサーバーがいくつあっても足りません。
というよりネット上の購入であればそのサイトのアカウントと暗号化されたマイナンバーを紐づけておくだけで、簡単に大量購入は防げます。
これまでもマイナンバーカードの情報は一元管理されておらず、情報漏洩したということもないため、クレジットカードの管理よりも不安はありません。

まだこの本人確認システムを利用できるサービスは極限定的ですが、特にチケット関連やフリマサイト、ネットショップ等で利用拡大されていくことでしょう。
デジタル認証アプリが活用されていくのはまだ先かもしれませんが、それまでに初期設定だけでも済ませておくのも良いかと思います。
アプリをダウンロード後、設定は以下の通りです。

  1. 利用規約、プライバシーポリシーの確認
  2. 生体認証の設定
  3. マイナンバーカードの暗証番号の入力
  4. マイナンバーカードの読み取り

以上で設定は完了です。
対応するサイトやサービスで本人確認を行うには以下のように行います。

デジタル認証アプリの本人認証の流れ(デジタル庁の説明資料から

まだマイナンバーカードを読み取って認証することは必要ですが、今後スマホ内にマイナンバーの情報を入れておくことができるようになると、カードを読み取ることも不要になるとのことです。



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