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著作権フリーなAdobe Fireflyの画像作成を使ってみよう!

画像生成AIについて

画像生成ができるAIが何かと話題ですが、皆さんは触ったことがありますか?有名どころだとMidjourney(ミッドジャーニー)やStable Diffusion(ステーブルディフュージョン)などがあります。これらの画像生成AIでは本物の写真のような画像が数秒〜数分程度で出来上がるので感動しますよね。触ったことがなくても、誰かがAIに作らせた画像を見たことがあるのではないでしょうか。

ただし、これら近未来のツールは急激な成長をしたこともあり、法整備が追いついていないため、商用利用には慎重になる必要があります(条件などによっては商用利用が可能とされてはいますが)。

そこで注目されているのがPhotoshopやIllustratorなどのアプリケーションで有名なAdobeが開発したFireflyです。

Fireflyは著作権を気にせず使える

なぜ画像生成AIで著作権問題が発生するかというと、AIが学習に使った大量の画像の中に、誰かの著作物が含まれている可能性があるからです。

その点、Adobe Fireflyでは自社で運用しているフォトストックサービスAdobe Stockなど、著作権問題がクリアになっている画像のみを学習に使っているため、著作権を気にする必要がありません※。

※ 2023年8月現在、Fireflyはベータ版しかありません。商用利用ができるのは正規版のみとされています。

また、万が一著作権侵害で起訴されたとしても全額保証をしてくれる、エンタープライズ版というプランも今後用意されるそうです。

さっそくFireflyを使ってみよう

それではさっそくFireflyを使ってみましょう。Adobeアカウントを持っていれば誰でも無料でベータ版を試してみることができます。

Adobe Firefly

2023年8月22日現在、4つの機能が公開されていますが、今回は「テキストで画像作成」を試してみます。下画像の矢印部分をクリックしてみましょう。

テキストで画像作成すると素敵な画像が並んでいるページへ移動します。ここのテキスト入力エリアに、生成したい画像の説明を入力してみましょう。ちなみに7月12日から日本語でも入力が可能になりましたので、英語が苦手な方(私)でも問題なく利用できるようになりました。

生成する画像の説明入力エリア

最初のお題はこんな感じ。

野生のチワワが群れで草原を走っているところ

数秒で以下のような画像ができあがりました。

Firefly試し画像1

かわいい!

けどあれ?よく見ると目がたくさんある子もいますね。。野生だからでしょうか。

生成後に「縦横比」「コンテンツタイプ(写真/グラフィック/アート)」「スタイル」の変更など、自分が欲しい画像に合わせてカスタマイズすることができます。

いろいろカスタマイズしてみた画像がこちら!

Firefly試し画像2

勇ましいチワの群れ笑。しかし、やっぱり生物としてちょっと気になる部分がありますね。この後、人物の画像を生成するよう命令してみたのですが、お見せできるような画像が作れなかったです。私の命令文が良く無いのかもですが。

番外編:著作権を侵害しないのか試してみる

わざと著作権を侵害しそうな命令文で画像を作成してもらいました。

お題はこんな感じ。

怒りによって目覚めたスーパー戦士 孫悟空

出来上がった画像がこちら!

Firefly試し画像3

これは!

確かに著作権は侵害してなさそうですね!似ているところが一つも無いなんて。

まとめ

少し使ってみた感じですと生き物を生成するのはまだFireflyでは難しそうだと感じました。

Fireflyには画像作成以外にも「生成塗りつぶし」「テキスト効果」「生成再配色」といった機能が公開されており、今後も増えていく予定があります。

今後の展開に期待しつつ、情報収集を続けるのが良さそうです。

ご興味があればぜひお試しください。ただし現在はベータ版であり、商用利用できませんのでご注意くださいね。


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