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業務効率アップ!Wordの便利なショートカットキー一覧

Wordのショートカットキーを使いこなそう

お仕事や学校での文書作成にWordを使われている方!ショートカットキーを利用してもっと業務効率をアップしてみませんか?ショートカットキーを使いこなすことができれば、作業時間が短縮できたり、マウス操作の代わりに瞬時にカーソルが移動できたりと、Wordでの文書作成がもっと楽しくなります。この記事を参考にぜひショートカットキーに挑戦してみてください。

Wordの便利なショートカットキー【 文字入力関連 】

まずは文字を入力する際に利用できるショートカットキーを見ていきましょう。通常であればリボンから機能を探してクリックしていたものがキーボードの入力で済むため、ショートカットキーを覚えてしまえば確実に作業効率は上がりますよね。

種類はざっと以下のようになっています。

文字を太字にする 文字を選択して[Ctrl] + [B]
文字を斜体にする 文字を選択して[Ctrl] + [ I ]
文字に下線を引く 文字を選択して[Ctrl] + [U]
文字に二重下線を引く 文字を選択して[Ctrl] + [Shift] + [D]
フォントサイズを大きくする 文字を選択して[Ctrl] + [Shift] + [>]
フォントサイズを小さくする 文字を選択して[Ctrl] + [Shift] + [<]
カーソルを置いた直前の単語を削除 [Ctrl] + [BackSpace]
カーソルを置いた直後の単語を削除 [Ctrl] + [Del]
すべての書式を標準に戻す [Ctrl] + [Shift] +[N]
段落書式のクリア [Ctrl] + [Q]
文字書式のクリア [Ctrl] + [スペース]

それではここで、上リストの中から書式をクリアする3つのショートカットキーをピックアップして詳しくご紹介します!

まずはこんな感じの、よく見るお知らせ文書を例にやってみましょう!

タイトルには、段落書式(中央揃え)と文字書式(フォント、フォントサイズ、フォントの色)が設定されています。

・改行しても書式は引き継がれる

ショートカットの前に、まずはおさらいです。このタイトル行から改行して文字を入力すると…

こうなります。

こんな感じに書式は引き継がれます。ここでポイント「改行しても書式は引き継がれる」です。さて、これを前提にこんな時に便利なショートカットキーをパターン別にご紹介します。

・パターン1:「書式はすべて必要ない!」[Shift]+[Ctrl]+[N]

設定されているすべての書式は必要ない!という場合に便利です。書式がすべて標準に戻ります。

・パターン2:「段落書式は必要ない!」[Ctrl]+[Q]

中央揃えなどの段落書式は必要ないけど、フォントの色やサイズなど文字書式は引き続き使いたいという場合に便利です。
段落書式のみクリアするショートカットキーです。

・パターン3:「文字書式は必要ない!」[Ctrl]+[スペース]

パターン2と逆の場合ですね。文字書式は必要ないけど、中央揃えなどの段落書式は引き続き使いたいという時に便利です。
文字書式のみクリアするショートカットキーです。

Wordの便利なショートカットキー【 移動関連 】

次にカーソルを移動する際に利用するショートカットキーです。マウスでちまちま移動するより、ショートカットキーでサッと移動した方が早いことがありますので覚えておいて損はないかと思います。

文書の先頭に移動 [Ctrl] + [Home]
文書の末尾に移動 [Ctrl] + [End]
次のページの先頭に移動 [Ctrl] + [PageDown]
前のページの先頭に移動 [Ctrl] + [PageUp]

Wordの便利なショートカットキー【 操作関連 】

最後にその他の操作で利用するショートカットキーです。よく使う操作があれば覚えておきましょう。

改ページを挿入する [Ctrl] + [Enter]
新規の文書を作成する [Ctrl] + [N]
「ファイルを開く」のダイアログを表示 [Ctrl] + [F12] 又は [Ctrl] + [O]
「検索」のダイアログを表示 [Ctrl] + [F]
「印刷」の設定画面を表示 [Ctrl] + [P]
名前を付けて保存する [F12]
Wordのヘルプを表示する [F1]

Wordを使う上で便利なショートカットキーを紹介してきましたが、ショートカットキーは何もWordのためだけにある訳ではありません。アプリケーションを跨いで同様のショートカットキーが利用できることが多々あります。特にWordとExcelのようにアプリケーションを開発した会社が同じであればなおさらです。ショートカットキーを覚えたらいろいろなアプリケーションで試してみましょう。

また、ショートカットキーのアルファベットは英語の頭文字になっていることがほとんどですので、それを意識していると覚えやすいかと思います。例えばBoldのB、OpenのO、NewのN、FindのF、DeleteのD、PrintのPなどです。

過去の記事ではExcelのショートカットキーについて触れていますので良かったらご覧ください。

Excel(エクセル)の基本の使い方~ショートカットキーを覚えよう~

Wordの文書作成の基本手順とは?

ショートカットキーについてはこの辺にして、次のお話しです。

さて、みなさんはWordで何か書類を作成する場合、どんな手順で作成していますか?
基本的には正しい手順はざっくりこんな感じになります。(絶対にこうじゃなければダメということではありません)

ステップ1:ページ設定

まず新しく文書を開き、ページサイズやページの向き(縦・横)、余白の設定などのページ設定を行います。
ページ設定は後からでもできますが、先にやっておくとレイアウトを確認しながら作成できるので効率的です。後から変更してレイアウトが崩れてしまうのも防げます。


ステップ2:文字入力

次に、書式は意識せず、必要な文字をすべて入力してしまいます。大タイトル、中タイトル、本文など段落分けだけしておきましょう。


ステップ3:書式設定

ここではじめて書式設定です!なぜかというと。そう「改行しても書式は引き継がれる」からなんです。つまり、入力途中で書式を設定してしまうと、改行するたび書式をクリアしなければならず、非効率だからです。

ただし、お仕事をしていると、作成後に「ここに内容を追加しないとな…」とか、上司から「ここ直しておいて!」なんていう場合もありますよね。そんなときはショートカットキーを活用して「書式をクリア」してくださいね!

さいごに

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