MOSとは?資格の受験と合格までの流れをご紹介!
MOSとは?
MOSとは、マイクロソフト社の開発するアプリケーションであるWord(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)などを扱うスキルを証明する世界共通の資格です。
正式名称はMicrosoft Office Specialist(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)で、その略称が「MOS(モス)」です。
DXやリスキリングの一環として、社員のIT教育に使われるなど活用ニーズが高まっている資格です。
MOSの資格を取得するメリット
MOS資格を取得することで、事務職に限らずプレゼンや企画書の作成など、パソコンを使用する様々な業務に自信を持って取り組むことができるようになります。また、ショートカットキーの活用や、グラフや表の作成効率が上がり作業時間の短縮ができます。
ビジネスにおいて圧倒的多数に利用されるアプリケーションだからこそ、さまざまな業種で必要とされる共通スキルとも言えるため、取得しておいて間違いない資格なのではないでしょうか。
MOS資格の種類について
MOS資格には2種類の難易度があり、一般レベルのアソシエイトと上級レベルのエキスパートに分かれます。
一般レベル(アソシエイト) | 上級レベル(エキスパート) |
Excel | Excel Expert |
Word | Word Expert |
PowerPoint | |
Outlook |
それぞれ出題範囲が異なりますので以下に簡単にまとめました(内容は最新バージョンの365のものになります)。MOSを運営・実施しているオデッセイ コミュニケーションズさんのサイトを参考にしています。
・スペシャリスト
Word:文書管理。文字、段落、セクションの挿入と書式設定。表やリストの管理。参考資料の作成と管理、グラフィック要素の挿入と書式設定、文書の共同作業の管理。
Excel:ワークシートやブックの管理。セルやセル範囲のデータの管理。テーブルとテーブルのデータの管理。数式や関数を使用した演算の実行。グラフの管理。
・エキスパート
Word:文書のオプションと設定の管理。高度な編集機能や書式設定機能の利用。ユーザー設定のドキュメント要素の作成。高度なWord機能の利用。
Excel:ブックのオプションと設定の管理。データの管理、書式設定。高度な機能を使用した書式およびマクロの作成。高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理。
MOS資格の受験料
Office 365
- Word 365:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Excel 365:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- PowerPoint 365:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Word 365 エキスパート:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
- Excel 365 エキスパート:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
Office 2019
- Word 2019:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Excel 2019:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- PowerPoint 2019:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Access 2019:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
- Word 2019 エキスパート:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
- Excel 2019 エキスパート:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
Office 2016
- Word 2016:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Excel 2016:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- PowerPoint 2016:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Access 2016:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込)
- Outlook 2016:10,780円(税込)/【学割】 8,580円(税込
- Word 2016 エキスパート:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
- Excel 2016 エキスパート:12,980円(税込)/【学割】 10,780円(税込)
MOS資格の試験日程
MOS資格は月に1〜2回開催される全国一斉試験と、随時試験の2種類あり、どちらで受験しても取得できる資格は同じです。パソコン教室わかるとできるでも全国に試験会場登録(随時試験)している教室がありますので、随時試験をご希望でしたら教室一覧よりお探しください。
MOS資格の受験から資格取得までの流れ
① 試験日と試験会場を決め申し込み
学習期間を踏まえて受験日を決めましょう。全国一斉試験の会場と随時試験会場ではお申し込みの流れが異なりますので、各試験会場の指示に従い申し込みを行いましょう。
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② 受験者IDを取得しておく(全国一斉試験会場の場合)
参考:受験者ID登録 | オデッセイ コミュニケーションズ
(https://www.odyssey-com.co.jp/id/id_touroku.html)
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③ 試験当日、申し込んだ会場で受験
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④ 合否発表(試験終了後すぐに結果が判定されます)
試験終了後は点数や正答率など受験結果をもらうことができます。
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⑤ 試験に合格した場合、合格認定証が受験後4~6週間で郵送される
Web上で確認ができるデジタルの認定証は受験当日から受領でき、認定証は第3者への公開も問題なくできますので、認定証の郵送が間に合わなくても合格を証明することができます。
MOSの資格取得を目指して学ぼう
1年を通してチャレンジできるMOS資格は、パソコンスキルを向上させるためにおすすめの資格です。コロナ禍の影響でパソコンスキルの重要度が高まっているので、持っていて損はない資格と言えるかと思います。
MOSは独学で取得できるか、という記事を以前に書かせていただきましたのでそちらもご覧ください。
パソコン教室わかるとできるでは最新のMOS 365に対応した講座も開講しております。試験会場登録されている教室なら、お勉強した教室で受験まで行えますので、安心して試験に望めます。まずはお近くのパソコン教室わかるとできるへお問合せください。